草加勝投手が復帰後の好投、ウエスタン・リーグでのパフォーマンスを評価

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◇18日 ウエスタン・リーグ くふうハヤテ―中日(ちゅ~る清水) 中日・草加勝投手(23)が先発として登板し、4回途中(3イニング⅓)を投げ3安打1失点に抑える好投を見せた

彼の最速球は150キロを計測し、明らかにトミー・ジョン手術からの復帰を果たしたことを示唆している

試合の詳細

草加投手は初回、先頭の仲村選手を左飛で打ち取ったあと、次の篠原選手には初球の121キロカーブで一邪飛に仕留めた

続く鈴木選手は9球目、147キロ直球を打たせ中飛にし、三者凡退という見事な立ち上がりを見せた

2回には1死から単打と味方の失策により、一、二塁のピンチを招いたが、西川選手を二ゴロ併殺に仕留め、無失点で切り抜けた

3回には先頭の松田選手に中前打を許すも、後続の3人をピシャリと抑えた

4回には倉本選手に左翼線二塁打、さらに和辻選手には四球を与えたが、この日は60球をめどとしていたため58球で登板を終了した

トミー・ジョン手術について

草加投手は右肘内側側副靱帯再建術、通称トミー・ジョン手術から復帰したばかり

一般的にこの手術は、投手にとって非常に厳しいものであり、術後のリハビリには長い時間が必要となる

この日は5月23日の広島戦(由宇)以来、今季4試合目の登板となった

草加勝投手の復帰戦は、彼にとっての重要な一歩となりました。今回の好投は、トミー・ジョン手術からの復帰を果たした彼の努力と根気が実を結んだことを示しています。投球技術と肉体的な回復が噛み合い、ウエスタン・リーグの試合で素晴らしいパフォーマンスを見せることができるか、今後も注目したいところです。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?投手の肘にかかる圧力を軽減するために、切れた靭帯を再建する手術で、選手が投球に復帰するためには長いリハビリが必要です。

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