ロッテ、小島和哉投手が急性腰痛で登録抹消−先発ピッチャー不足に直面

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(日本生命セ・パ交流戦、阪神-ロッテ、2回戦、18日、甲子園)ロッテの先発投手、小島和哉選手(28)が急性腰痛の影響で出場選手登録を抹消されました

小島投手は、過去3年連続で開幕投手を務めており、現在まで先発ローテーションを守り抜いてきた左腕のエースです

この急な離脱はチームにとって大きな痛手となるでしょう

急性腰痛は、急に発症する腰の痛みで、通常は重い物を持ち上げた際や不適切な姿勢で発生します

小島投手は17日に甲子園のグラウンドでランニングやキャッチボールを行っていたものの、その後に腰痛を発症したようで、18日はチームに姿を見せませんでした

開幕から一度もローテーションから外れることなく、主に週末の試合を担当していた小島投手の穴を埋めるため、21日に予定されていたDeNA戦(横浜)の先発も白紙となりました

さらに、先発枠の一角を担っていた西野選手も右肘の炎症により戦線離脱中で、ロッテは先発投手の頭数が足りない状態です

建山投手コーチは「ピッチャーの台所も厳しいからね

どうするか、ちょっと緊急なんで考えさせてください」と明かし、急な緊急対応を迫られている状況を伝えました

11日に抹消されたサモンズ選手は21日から再登録が可能ですが、すでに17日にイースタン・リーグの巨人戦で先発したばかりで、次回の登板は24日の巨人戦(ZOZOマリン)が濃厚とされています

さらに、リリーフ投手を短いイニングで繋ぐ「ブルペンデー」も可能性として挙げられていますが、建山コーチは「セ・リーグ開催の時にブルペンデーっていい作戦でないとは思う」と発言し、投手に打席が回ることを考慮し慎重な姿勢を示しています

この厳しい状況をどのように乗り越えるのか、最下位に沈むロッテにとって試練が続きます

ロッテの先発投手、小島和哉選手の急性腰痛による登録抹消は、チームにとって大きな痛手です。特に現在のロッテは勝利が必要な状況で、投手不足が深刻な問題となります。建山投手コーチの対策や選手の対応次第では、逆境を乗り越えられるかもしれませんが、先発投手のいない状態でどのような方針に転じるのかが注目です。
キーワード解説

  • 急性腰痛とは?急に発症する腰の痛みで、主に重いものを持ち上げたり不適切な姿勢をとった際に起こることが多いです。
  • 先発ローテーションとは?野球における先発投手の制度で、チームが各試合でどの投手を先発させるかを決めるもので、通常は数人の投手で回します。
  • ブルペンデーとは?通常の先発投手を立てず、複数のリリーフ投手を起用して、試合を運ぶ戦略のことです。

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