交流戦の連勝は「4」で止まった
試合は早い段階から動きがあり、2回2死満塁で先発投手の前田純選手が自らのバットで先制の2点中前打を放つ形となりました
この場面では、前田選手が自らのピッチングでなく打撃でチームに貢献したことが光ります
続く4回には、周東選手と中村晃選手の適時打が出て、さらに2点を追加し、試合は圧倒的なリードを持つ展開となりました
しかし、5回以降、試合の流れが変わります
前田選手が無死一、二塁のピンチを招くと、中継ぎ投手の大山選手も坂倉選手に右前適時打を許し、これにより2点を失ってしまいました
6回には、3番手として登板した尾形選手が1死満塁の局面でファビアン選手に逆転満塁本塁打を浴び、これが試合の流れを決定づけました
さらに7回にはオスナ選手が追加点を奪われ、ソフトバンクは試合を振り出しに戻すことができず、ついに連勝が「4」でストップする結果となりました
それでも交流戦上位チームが同様に敗れており、ソフトバンクは一時首位を維持することができています
残りの4試合で交流戦優勝を狙える位置にいることから、今後の試合が注目されます
今回の試合は、序盤からソフトバンクが好調なスタートを切ったものの、その後の展開で逆転を許してしまったのが印象的です。特に、尾形選手が逆転満塁本塁打を浴びた場面は、チームにとって大きな痛手となりました。しかし、他の上位チームの敗北で首位を維持できている点において、ソフトバンクにとってはまだ希望が残っている試合とも言えます。
キーワード解説
- 交流戦とは？：プロ野球の特別な試合形式で、11球団がセ・リーグとパ・リーグのチーム間で対戦を行います。
- 逆転満塁本塁打とは？：満塁の状態で打者がホームランを打ち、試合の流れが逆転する非常に効果的なプレーです。
- 中前打とは？：打球が中堅方向に飛び、野手の守備の間を抜ける安打のことを指します。
