重要な場面で活躍したのは、三塁手として出場したベテランの宮崎敏郎選手である
宮崎選手は、5回の攻撃において1点を追う場面で、1死一、二塁のチャンスで西武の左腕投手・隈田のチェンジアップを見事に捉え、右中間に運ぶ2点二塁打を放った
この一打によってDeNAは逆転に成功し、最終的には勝利を収めた
「狙っていた中で自分のスイングをしようと思った
連敗中でチャンスが多かった中、何とか走者を還すことができて良かった」と試合後に語った宮崎選手は、昨年5月初旬に不振のため2軍に落ちたものの、中旬に復帰
その後もスタメン出場が難しい状況でも、毎日早く球場に入り、走り込みやトレーニングを欠かさずに実施している
また、「与えられた役割を全うするために何をしなければいけないか、というのを心がけている」とも述べ、ベテランならではの強い意志を示した
三浦監督も「勝負強いところを見せてくれた」と、宮崎選手の殊勲打を称賛していた
宮崎選手の活躍は、チームの士気を高めるだけでなく、彼自身が持つ経験と技術が発揮された場面でした。40歳を目前にしながらも、トレーニングを怠らず、試合に対する姿勢は非常に模範的です。今後もこのような活躍が続くことを期待したいです。
キーワード解説
- チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手が速球に似たフォームで投げる変化球で、打者に速度の変化を与えるために使われる。これにより、打者はタイミングを外され、打ち損じやすくなる。
- スタメン出場とは?:スタメン出場は、試合の開始時に先発メンバーとして出場することを意味する。代打とは異なり、試合の初めからフィールドに立つ選手を指す。

