交流戦の熱戦、前田純がプロ初安打を記録も逆転負け
◇交流戦 ソフトバンク4―8広島（2025年6月18日 マツダ）ソフトバンクは先発の前田純投手（25）が 0―0 の2回無死満塁のシーンで、プロ初打席に立ち、初安打と初打点となる2点適時打を放った
この活躍によりチームは一時リードを得たが、試合は逆転負けを喫し、連勝は4でストップ
交流戦優勝マジックは1つ減り、残りは3となった
前田純、満を持しての初打席
前田は打席に入る前、「最初から真っすぐ1本に絞っていた」と語り、特にこの打席にかける想いを胸に秘めていた2回のチャンスで、バッターが敬遠され満塁となったところで、昨季ノーヒットノーランを達成した大瀬良と対峙
初球137キロフォークボールを見送り、2球目の143キロ直球は空振り
追い込まれた3球目、コンパクトにスイングし放たれた打球は中前へ
走者2人が生還し、球場は歓喜に包まれた
専門的な解説
適時打とは？試合中の状況に応じて、得点をもたらすヒットのことを指します今回の前田の打撃も、そのような重要な場面での活躍となりました
投球での反省と課題
しかし、投手としての前田は5回までに連続四球を与え、降板することに4回0/3イニングで2失点という結果は、自身の実力不足を痛感させるものであった
「5回を投げ切るべきだった」と自らを責める姿が印象的であった
監督からの評価
小久保監督は、前田の球質が落ちていたことに気づいており、「振り絞れ」と指示したものの、体力の限界を感じ取っていたチームは辛い逆転負けを喫し、連勝記録をストップさせる結果となった
今後に向けた期待
前田は試合後、「記念の一打の喜び」と「投球での不調による失望感」が交錯する思いを語った次の試合は、交流戦明けに待っている
この試合では、前田純投手がプロ初打席での適時打を放ったことが話題となった。しかし、投手としては反省点が多く、5回を投げ切れなかったことが悔やまれます。今後の成長が期待される試合となりました。
キーワード解説
- 適時打とは？得点をもたらす重要なヒットのことです。
- 交流戦とは？日本のプロ野球で行われるリーグ戦の一つで、異なるリーグのチーム同士が対戦します。
- ノーヒットノーランとは？ピッチャーが試合中に相手チームにヒットを許さない快挙です。
