この試合で特に注目を集めたのは、外野手のサンドロ・ファビアン選手(27)だ
彼は6回裏に満塁の場面で逆転満塁本塁打を放ち、チームの連敗を「3」で止める重要な役割を果たした
ファビアン選手は、相手の3番手ピッチャー尾形投手が投げたスライダーを見事に捉え、左翼席に運ぶ大技を披露
「完璧!」と自らを称賛するファビアン選手は、お立ち台に上がり「カープファン、めっちゃ好きじゃけえ」と広島弁を交えた挨拶をし、ファンから大喝采を受けた
新井監督も「すごいホームラン」と興奮を隠せなかった
これまでのシーズンを振り返ると、ファビアン選手の打率はリーグ2位の3割6厘で、チーム最多の7本塁打を記録している
日本の野球にもすっかり馴染んだ彼だが、実は自身のバットが「在庫切れ寸前」に陥っていたことが明らかになった
ファビアン選手は、シーズンの初めから華々しい活躍をしていた
しかし、彼は「少なくとも30本以上打てる」との期待を寄せられながらも、バットが折れてしまう頻度が増えていたため、その状況に苦笑いをしつつ「何本折ったか覚えていない」と語った
特に北海道遠征中には「もう4本しか残っていない」と、その辛い内情を明かした
また、内角攻めに対して体を開かない姿勢を大切にしつつも、ヒットを連発し続ける姿勢を崩さなかった
22日までの6連戦に向けて、追加で20本のバットを手に入れたことで、今後も思う存分バッティングに専念できる環境が整った
この試合でのサンドロ・ファビアン選手の活躍は、広島ファンにとって非常に喜ばしいものであり、逆転の力強さを感じさせました。また、彼の逆転満塁本塁打によって、チームのモチベーションが向上し、さらなる連勝が期待できそうです。日本の野球に順応してきたファビアン選手が今後どのようなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
キーワード解説
- 逆転満塁本塁打とは?試合中に満塁の状況で打たれたホームランのことで、一気に得点が入る可能性が高い重要なプレーです。
- 打率とは?選手が打数に対して何回ヒットを打ったかを示す数値のことで、選手の打撃の巧さを示す指標となります。
- 内角攻めとは?ピッチャーがバッターの体に近い場所に投げることで、打者にバットを振らせにくくする戦術のことです。

