ロッテが今季15度目の完封負けを喫し、他のパ・リーグ5球団が勝利する中で“1人負け”となりました
試合を振り返る吉井監督は阪神の先発投手デュプランティエに対して「いいのはいいんですけど…」と評価しつつも、試合展開の中で「途中、配球が変わったところでこちらがうまく指示を出せなかった」と敗因を挙げました
この試合では、ロッテ打線が阪神のピッチャーに対して6者連続を含む計12三振を喫しましたが、これらの三振は全て四回以降で記録されたものです
特に初回には池田選手が左越えの二塁打を放ち、三回には友杉選手が左前打を記録するなど、序盤には良い攻撃が見られました
しかし、試合中盤から配球が変わった影響で中々対応できなかったと監督は振り返りました
先発投手の種市は七回途中まで投げ、被安打6、5四死球を与えながらも2失点に抑えましたが、「種市はまだ本調子ではない」との厳しい評価を受けました
吉井監督は「ボール先行の感じが多かった」と、投球の内容に対し苦言を呈しました
今回の試合はロッテにとって非常に厳しい結果となりました。吉井監督が指摘したように、配球の変化にうまく対応できなかった点が敗因として浮き彫りになっています。選手たちの実力は十分に感じられるものの、特にボール先行の投球が響いたことは今後の課題と言えるでしょう。次回の試合での巻き返しが期待されます。
キーワード解説
- 完封負けとは?:完封負けは、相手チームに一度も得点を許さずに試合に負けることを指します。
- 配球とは?:配球は、投手が投げる球種や投球位置を計画的に決めることを指し、打者の対策に大きな影響を与えます。
- 四死球とは?:四死球は、四球(ボールが4回投げられることで歩かされること)または死球(投球が打者に当たること)を指し、投手の制球力が問われる場面です。

