ヤクルト・木沢尚文が1軍復帰、実践を通じた成長を語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(日本生命セ・パ交流戦、ヤクルト-楽天、3回戦、19日、神宮)ヤクルトの木沢尚文投手(27)が、1軍に合流し出場選手登録された

木沢はプロ2年目の2022年に初めて開幕1軍入りを果たし、その後も1軍の舞台で戦い続けてきた

今年はシーズン中にファームでの調整を行い、久しぶりの経験となった

木沢投手は「戸田にいる期間にいろいろ試したことを、ちゃんと1軍のマウンドで出せるようにできれば」と語り、2軍施設のある埼玉・戸田球場での鍛錬の重要性を強調した

ファームでの調整には、伊藤投手コーディネーターや投手コーチ、アナリストといったスタッフと相談しながら、「変化球の動き方」の試行錯誤に取り組んでいた

特に、投球時の腕の角度を指す「アームアングル」の修正に注力し、5試合に登板したイースタン・リーグでは驚異の防御率0.00を記録した

「1軍の場合は結果が最優先で、試したいことを試しきれないところもあったが、ファームでいい時間を過ごせた」と木沢は感触を得た様子を示した

約3週間のファーム生活を経ての1軍復帰に対し、木沢は「毎年、自分の思うようにはいかない

しかし、このような期間があったことがシーズンの終了時に役立っていると思えたらいい」との決意を表明し、闘争心をむき出しにして右腕を振るった

ヤクルトの木沢選手が1軍に戻ることは、チームにとって明るいニュースです。彼がファームでの調整を通じて様々なことを学び、改善してきた様子が伝わってきます。これからの試合でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、ファンとしても期待が高まります。
キーワード解説

  • アームアングルとは?投球時における投手の腕の角度を指し、ボールの軌道や変化に大きな影響を及ぼす重要な要素です。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点をベースに計算される数字で、数値が低いほど投手の成績が良いことを示します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。