オリックス・田嶋大樹が初のナックル披露、交流戦で中日に初勝利をもたらす

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 中日1―6オリックス(19日・バンテリンドーム) プロ野球オリックスの田嶋大樹投手が、交流戦で中日に対して自身の初勝利を達成しました

田嶋は、試合後のインタビューで「若月さんのおかげです」と言及し、若月選手がしっかりと試合を組み立ててくれることに感謝の意を示しました

田嶋は、試合を通じて6回を投げ、わずか1失点という安定したピッチングを展開し、今季4勝目を挙げました

田嶋は当初、過去2試合で中日に敗れており、今回が初めての勝利でした

特に注目されたのは彼が初めて試合でナックルボールを投げて成功を収めた点です

ナックルボールとは、ほとんど回転しないボールであり、その軌道が unpredictable(予測できない)であるため、打者にとっては非常に打ちづらい球種とされています

この新しい武器を試すきっかけは、同僚の九里選手からのアドバイスであり、実践にはたっぷりとした研究がなされました

試合では、田嶋が最初にナックルボールを投じたのは1回の岡林選手との対戦で、2ストライク目の空振りを奪いました

さらに、4回にも佐藤選手を中飛に仕留め、6回には細川選手を三振に打ち取りました

全体の最速球は149キロで、ナックルボールや89キロのチェンジアップを巧みに組み合わせ、緩急をつける戦術が功を奏しました

田嶋選手は、先月に第一子が誕生し、心身において充実した状態で試合に臨んでいました

「ナックルはそんなに長く続く球ではないと思っている」という冷静な見解も持ち合わせており、無理をせずに技術の向上を目指しています

チーム自体もこの3カード連続で勝ち越し、3年連続の交流戦勝率を5割以上にするなど、遠く離れた4年ぶりの優勝を目指す強い希望をつないでいます

背番号29を背負った田嶋がもたらした白星は、彼自身の進化のヒントでもあり、チームにとっても大きな収穫となりました

田嶋大樹選手が中日戦での勝利と同時に新球・ナックルボールを試したことは、彼自身とチームにとって良い進展を示しています。今後の展開が楽しみです。
キーワード解説

  • ナックルボールとは?:回転の少ないボールで、打者が予測しにくい関係で特に打たれづらい球種です。
  • ピッチングとは?:投手がボールを投げる技術や運動のことで、ストライクやボールを含む投球の全般を指します。

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