阪神・デュプランティエが初の完封勝利を達成 球団初の快挙に彩られた一戦
日本生命セ・パ交流戦が行われた19日、甲子園球場にて阪神タイガースの先発投手ジョン・デュプランティエ(30)がロッテを相手に見事な完封勝利を飾り、来日初の快挙を成し遂げました試合結果は阪神がロッテに2-0で勝利しました
この日、デュプランティエ投手は9回を通じて4安打を与えつつ、12三振を奪う圧巻の投球を披露しました
特に、6回から7回にかけては6者連続で三振を奪い、日本野球界において新人投手が完封勝利を果たすと同時に、2桁の三振を記録するのは球団史上初めてのことです
この結果により、阪神はセ・リーグの首位に立ち、次節からのリーグ戦に向けて弾みをつける形となりました
感動的なマウンドの瞬間
試合終盤、甲子園球場でファンからの「あと1球コール」が響く中、デュプランティエは自身の力を最大限引き出し、最後の打者山本を見事に三振に仕留めましたその瞬間、彼の顔には喜びと達成感が溢れ、捕手坂本との抱擁で感情が爆発しました
彼は試合後に「感情の爆発が止まらなかった
冷静に抑えられていたが、最後には感情が出てきた」と語り、自身の初完封勝利の感動を振り返りました
シーズンの明暗を分ける結果
阪神は今季2位の横浜DeNAとのゲーム差を3.5ゲームに広げ、リーグ戦再開に備えて首位で臨むことが確定一方で、この試合の影響で交流戦の優勝は逃す結果となりましたが、今後の試合に向けて期待が高まります
デュプランティエの活躍に加え、監督の藤川氏は、「彼は学びをしっかりとこなしてきている選手で、チームメートにも大きな存在となりつつある」と称賛の言葉を寄せました
ジョン・デュプランティエとは
- 経歴
- デュプランティエ投手は、1994年7月11日に米デラウェア州で生まれ、ライス大学を経て2016年にダイヤモンドバックスにドラフトで指名されました
彼のメジャーデビューは2019年で、先発と中継ぎとして登板するも、その後自由契約となり、2023年11月に阪神と契約を交わしました
キーワード解説
- 完封勝利とは?
- 三振とは?
- 交流戦とは?
- エースとは?

