これは、通算で行われた東京ドームでの試合の中で、坂本が出場した試合の件数としては史上２人目であり、先に達成した阿部慎之助の１０１９試合に続く大台である
この試合ではスターティングメンバーから外れたものの、８回の打席に代打として登場
「代打・坂本」のコールが響き渡ると、東京ドームは観客の大歓声で包まれた
しかし、日本ハムの先発・北山の無安打投球の前に、フルカウントから左飛に倒れてしまう
安打を打つことはできなかったが、彼のこの記録は、２００７年７月１２日の阪神戦でのプロ初出場から始まったものであり、１９年にわたり積み重ねられてきたものだ
特に注目すべきは、この日が坂本選手の母・輝美さんの命日であったこと
坂本は、母が病気で亡くなる前に初めて本塁打を打った際、車いすで見守っていた母に記念球を贈るなど、母への思いがしばしば彼のプレーに影響を及ぼしてきた
坂本はこれまでも毎年、特別な思いを込めた試合での活躍を見せており、今年も高打率には至らないものの、チームのために声を張り上げ励ます姿が報じられている
今季はプロ入り以来最も苦しいシーズンを過ごしている坂本選手は、「１試合でも多く試合に出られるように頑張ります」と、復活を期して強い決意を示した
チームの最年長選手として、これからも坂本の存在は欠かせないものである
坂本選手の東京ドームでの通算１０００試合出場達成は、彼のキャリアにおける大きな節目であり、親の存在や思い出との結びつきが感じられました。この日を特別なものとして迎えたことは、多くのファンにとっても感動的なストーリーとなりました。今後の彼の活躍にも期待が寄せられます。
キーワード解説
- 東京ドームとは？：東京ドームは東京都文京区に位置し、プロ野球の読売ジャイアンツの本拠地であり、日本で初めてのドーム球場としても知られています。
- 通算試合出場とは？：選手が公式戦で出場した試合の総数のことで、選手のキャリアや実力を示す重要な指標の一つです。
