阪神が完封勝利、セ・リーグ首位を堅持
2025年6月19日、プロ野球セ・パ交流戦が各地で開催され、セ・リーグ首位の阪神がロッテと対戦しました阪神は1勝1敗で迎えた最終戦で、先発投手のデュプランティエが見事なパフォーマンスを見せ、完投・完封勝利を収めました
デュプランティエ投手は初回に2アウトから2塁打を浴びましたが、その後はロッテ打線を巧みに翻弄(ほんろう)し、得点を許しませんでした
翻弄とは、相手を巧みに扱ったり、混乱させたりすることを指す言葉です
一方、阪神打線はロッテの先発・種市篤暉投手から得点を奪えない時間が続きました
しかし、4回に1アウト満塁の場面で近本光司選手が犠牲フライを放ち先制
その後、7回には大山悠輔選手がタイムリーを放ち、追加点を挙げました
援護を得たデュプランティエ投手はそのままスコアボードに0を刻み続け、試合終了時には無失点の完投勝利を達成しました
この日はセ・リーグ全チームが2点以下に抑えられ、阪神を除く他の5球団が敗戦を喫しました
この結果、阪神は2位とのゲーム差を「3.5」に広げ、リーグ首位をより一層堅固なものとしました
6月19日の試合結果
| 試合 | 勝利投手 | 敗戦投手 | 本塁打 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンク16-2広島 | 大関友久(5勝3敗) | ドミンゲス(1勝1敗) | 嶺井博希4号、栗原陵矢4号 |
| 日本ハム4-1巨人 | 北山亘基(5勝2敗) | 山崎伊織(6勝2敗) | 大城卓三3号 |
| 西武2-1DeNA | 渡邉勇太朗(5勝3敗) | 東克樹(6勝4敗) | 長谷川信哉5号、筒香嘉智4号 |
| オリックス6-1中日 | 田嶋大樹(4勝3敗) | 三浦瑞樹(2勝3敗) | |
| 阪神2-0ロッテ | デュプランティエ(3勝3敗) | 種市篤暉(2勝4敗) | |
| 楽天3-1ヤクルト | 岸孝之(4勝2敗) | アビラ(1勝4敗) |
キーワード解説
- 完封勝利とは?ピッチャーが相手チームに一度も得点を許さずに勝利することを言います。
- 犠牲フライとは?打者が外野に飛球を打ち上げ、走者が本塁に帰るためにアウトになることを指します。
- タイムリーとは?打撃によって得点が生まれることを意味します。
- 翻弄とは?相手をうまく操り、混乱させることを示します。

