巨人の小林誠司、今季初スタメンで決勝打を放つ

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◇20日 交流戦 巨人2―1西武(東京ドーム) プロ野球巨人軍のベテラン選手、小林誠司捕手が、チームの窮地を救う好プレーを見せた

今季初先発で迎えた西武戦の6回裏、2死二塁の場面で小林は勝ち越しとなる決勝タイムリーを放った

打球はバットの先でフラフラと上がり、中前にポトリと落ちる幸運なヒットとなった

小林は試合後、「きれいなヒットはなかなか打てないんで

気持ちと(ファンの)皆さんの応援が打たせてくれた」と語り、満面の笑みでベンチに向かって両腕を突き上げた

守備でも活躍する小林誠司

小林は打撃だけでなく、守備でもその存在感を発揮した

7回には走者を刺す強肩でチームを守り、阿部監督は「先週ぐらいから、この西武戦では彼に先発してもらうと決めていた」と明かし、「本当に素晴らしい活躍をしてくれた

頼もしいなと思って見ていた」と絶賛した

プロ12年目の36歳である小林は、5月24日に今季1軍に初昇格し、この日が出場わずか3試合目であるにも関わらず、自身の準備を怠っていなかった

ポジティブなアプローチが実を結ぶ

小林は試合中も「常に出ているイメージをしながら」ベンチで試合を観察し、投手と積極的にコミュニケーションを取ることを大切にした

また、バッテリーコーチの実松氏からは「常にポジティブな発言をして、チームを鼓舞してくれている

それがこういう結果になった」と称賛の言葉を受けた

ファンとの結束

試合前のスタメン発表から、今季初安打、そしてヒーローインタビューに至るまで、東京ドームは巨人ファンの大歓声に包まれた

小林は試合後、「ジャイアンツが一つになって、優勝して日本一を目指して頑張りたい」と意気込みを語り、チームを今季交流戦で初のカード初戦白星に導いた

今回の試合では、小林選手が決勝打を放つだけでなく、その強肩での守備でもチームを支えました。これにより、チームワークの重要性や選手一人ひとりの努力の大切さが再確認されました。特に小林選手のようなベテランの活躍は、若手選手たちにも良い刺激となり、今後の試合にむけての励みになることでしょう。
キーワード解説

  • 決勝タイムリーとは?:試合の終盤に得点を決定付ける打撃のこと。
  • 捕手とは?:野球において、投手からのボールを受ける選手のこと。
  • 強肩とは?:遠くのベースに正確なスローイングができる肩の強さを指す。

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