広島の先発投手、森下暢仁が厳しい状況に直面 - エースとしての役割を果たせるか？
広島東洋カープは、6月20日に行われた楽天との対戦で0-4と完封負けを喫し、再び借金生活に突入した試合で投げた森下暢仁投手（27）は8回まで楽天の先発・早川を打ち崩せず、打線が散発的な6安打に終わった
この日は森下が7回に3失点し、試合後には「粘れなかった」と反省を口にした
森下は今季、プロ6年目にして初の開幕投手を務めており、その成績は5勝6敗だが、防御率は2.25とリーグでトップのクオリティースタート（QS）を12度記録し、投球回数も96回に達している
これまでエース級の相手との対戦が続いた中でのこの数字は、彼の能力を暗示している
広島の先発陣では、床田寛樹投手（30）も活躍しており、リーグトップの5完投を誇る
森下と床田は共にイニングイーターとしてチームに貢献しており、救援陣への負担を減らす役割も果たしている
特に、森下の登板が続くことで、他の救援投手たちは3連投が避けられ、疲労を蓄積させない環境が整っている
永川投手コーチも、彼らの安定感を評価しつつ、今後の役割の変化に言及した
森下としては、これまでの苦しい状況を乗り越え、新たな役割で力を発揮したいところだ
今後の試合では森下がセ・リーグとの再対戦で自身の成績を改善するチャンスがあり、広島としても彼がエースとしての役割をしっかり果たすことが期待される
広島・森下暢仁が抱える厳しい状況は、チーム全体にとって試練となる。しかし、彼の持つ能力やパフォーマンスは、今後の試合において大いに貢献する可能性がある。今後の成長にも期待したいところだ。
キーワード解説
- クオリティースタート（QS）とは？試合で6回以上投げて、自責点が3点以内であることを指し、先発投手がチームに与える影響力を示す指標です。
- イニングイーターとは？試合で多くのイニングを投げ、チームの救援投手に負担をかけずに試合を進めることができる先発投手を指します。
