中日・柳裕也投手がウエスタン・リーグで力投、復活の兆しを見せる

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◇ 21日 ウエスタン・リーグ 中日―阪神(ナゴヤ) 中日ドラゴンズの柳裕也投手が先発し、6イニングを投げて6安打1失点(自責0)、5奪三振の力投を見せた

初回、2死から3番・中川の打球を中堅の後藤が落球し、4番・原口の左前適時打で先制を許したが、その後は持ち味を生かした投球を展開した

柳投手の投球内容と守備力

2回には先頭打者から百崎、井坪の連打で無死一、二塁のピンチを迎えたが、長坂の投前バントを三塁封殺にする好守備を見せ、後続も打ち取った

4回にも1死一塁の場面で一塁走者をけん制アウトにするなど、フィールディングでも隙は見せなかった

5回を終わって69球を投げた柳投手は、6回もマウンドに上がり、3番・中川を直球で空振り三振に仕留めた

続く原口には中前打を許したものの、渡辺を一飛、百崎を空振り三振に抑え、予定していた80~90球を投げるという今季初の試みを成功させた

復帰までの道のり

今季、柳投手は4月23日の巨人戦(東京ドーム)以降、右肩の違和感により2軍での調整を余儀なくされていた

しかし、15日の同リーグ・ソフトバンク戦(ナゴヤ)では実戦に復帰し、2番手で3イニングを無失点に抑え、直球は147キロを計測していた

本試合でのパフォーマンスは、柳投手の復活を印象づける重要な要素となった

今回の柳裕也投手の投球は、長期の調整を経ての復帰後のパフォーマンスとしては非常に良好です。特に守備面でも貢献し、ピンチを切り抜ける姿は注目に値します。彼の復活が今後のチームにとってどのような影響をもたらすのか、楽しみにしたいところです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球の下部リーグで、主に一軍選手の調整や若手選手の育成を目的としたリーグ戦です。
  • 奪三振とは?:投手が打者を空振りや見逃しで三振に打ち取ることを指し、効果的な投球を示す指標の一つです。
  • フィールディングとは?:野球における守備のことを指し、選手がボールを捕球して素早く処理する能力を示します。

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