巨人・グリフィンが好投も打線の支援なく無念の5勝目逃す

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◇交流戦 巨人―西武(2025年6月21日 東京D) 巨人の3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が21日の西武戦(東京ドーム)で今季8度目の先発登板を果たしました

グリフィンは6回を投げて2安打2失点という成績を残し、安定した投球を披露しましたが、再び打線の支援に恵まれず、無傷の今季5勝目を逃しました

グリフィンはこの試合に向けて4勝0敗、防御率0.78という素晴らしい成績を引っ提げ、相棒のキャッチャー岸田とのコンビで挑みました

最初の3回は無安打に抑え、完璧な立ち上がりを見せますが、4回表に入ると新たな試練が待っていました

4回の先頭打者、西川のボテボテのゴロが一塁への内野安打となり、犠打で1死二塁

続く長谷川の適時三塁打で先制点を許し、さらにネビンへの四球と山村の右犠飛で2点目を失います

これにより、グリフィンは本拠地での今季初失点を記録しました

しかし、それ以降の投球は圧巻で、5回と6回の2イニングだけで4三振を奪い、結局6回を投げて9三振を記録

投球内容は、打者21人に対して90球を投げ、2安打2失点、1四球および1死球という数字でした

直球の最速は148キロに達し、素晴らしい力投を見せましたが、打線はアンダースローの相手先発右腕・与座を攻略することができず、グリフィンの努力が報われることはありませんでした

結局、グリフィンは6回の打席で代打・キャベッジを出され、その代打は右飛に倒れ、チームは再び3者凡退に終わりました

前回登板のオリックス戦でも好投したものの打線の援護が得られず、今試合でも同じ運命を辿ってしまったようです

グリフィンの投球内容は素晴らしく、特に5回から6回にかけての三振の取り方は圧巻でしたが、打線の支援がなかったことは非常に痛手です。ここまで良好な成績を残しているにも関わらず、勝ち星が伸びないのはチーム全体の問題でもあり、今後の試合に期待したいところです。
キーワード解説

  • フォスター・グリフィンとは?アメリカ出身のプロ野球選手で、東京ドームを本拠地とする読売ジャイアンツに所属する左腕投手です。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、数字が低いほど優れた投手とされます。
  • アンダースローとは?投げ方の一つで、腕を横に近い位置から投げるスタイルのことを指します。

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