これにより、開幕から無失点を続けていたマルティネスは、２３年福田俊（日本ハム）に並び、歴代３位の開幕から２９試合連続無失点を達成
また、セーブ数も２４に達し、セ・リーグ１位の松山（中日）に２差に迫った
試合は、巨人がリードを保つ中で迎えた９回、マルティネスは連投でマウンドに上がった
最速１５５キロの直球、１４０キロ台のスプリット、１３０キロ台のチェンジアップを駆使し、西武打線を圧倒、２三振を奪った
前日からの２試合では、計６人の打者相手に５つの三振を奪取する見事な内容だった
マルティネスは、「普段通りにアウトを取ることを意識している
逆転した７回にしっかり守る意識で投げている」と語り、前の投手たちの貢献にも感謝の気持ちを示した
開幕からの連続イニング無失点も更新し、これで２８回２／３に達し、２００７年の高橋尚成の２８回を超えて球団２位にランクインした
また、ＮＰＢ通算では１９０セーブに達した
無失点記録の継続について、「プレッシャーは感じていない
必ず点は取られる時が来るので、取られないピッチャーはいない」と淡々とした表情で語るマルティネス
試合中でも「常に１点差の思いでマウンドに立っている」と心境の変化はないという
開幕からの捕手は甲斐や岸田と組んでおり、最新の試合では小林とバッテリーを組んだ
「どのキャッチャーでも問題はない
小林選手は試合前のブルペンでコミュニケーションをとっており、試合でも彼のリードを信じている」と述べた
マルティネス選手の無失点記録達成はとても印象的で、継続的に高いパフォーマンスを維持していることを示しています。投手としての実力もさることながら、自身の心境やチームとの連携にも注目したいところです。今後もこの調子で、さらなる記録に挑戦してほしいです。
キーワード解説
- 無失点記録とは？：投手が試合中に一度も得点を許さずに抑えることを指します。
- セーブとは？：試合の後半でリードを守る役割を果たす投手が挙げる成績のことです。特定の条件を満たすと「セーブ」としてカウントされます。
- 三振とは？：バッターが投げられた球を打つことができずにアウトになることを意味します。特に見逃しや空振りで判定されます。
- スプリットとは？：スプリッティング・ファストボールの略で、ボールが急激に落ちる球種のことです。
- チェンジアップとは？：投手の球速を遅くしてバッターを惑わせるための球種で、直球と比較的似た握りで投げます。
