試合の鍵を握ったのは、牧秀悟選手と筒香嘉智選手の「秀香(しゅうごう)コンビ」であり、2回先頭での牧のホームランを皮切りに、筒香と戸柱恭孝選手が続けてアーチを描いた
牧選手はこの試合で12号となる先制ソロを放ち、「相手ピッチャーは初登板で不安もあったと思う
うまくカーブにタイミングを合わせ、反応できた」と振り返った
続けて筒香選手が、高めの110キロカーブを捉えて5号ソロを放ち、本拠地のファンを沸かせた
「本当は前のファウルを捉えたかった」と控えめながらも、チームの士気を高めるプレイに貢献した
筒香選手は5月1日に不調で2軍に降格し、この数試合で成績が向上している
「ファームで下半身を使う感覚を取り戻し、今は打撃が良い方向に向かっています
昨年は日本特有の湿気や人工芝に苦しんだが、今年はその影響を感じていない」と語った
今シーズンの交流戦でのDeNAは7勝10敗の成績でチーム打率は12球団ワーストの・197だが、22日の最終戦を前に久々の3連発を達成した
これは21年8月以来のことだ
牧と筒香のアベック弾は、6月8日の日本ハム戦以来の出来事で、数戦での勝利を確保している
筒香選手は「事実として数字は続けたい
自分も頑張る」と力強い言葉を残した
この試合の結果は、リーグ優勝へ向けた正念場となる交流戦の再開を前に、主砲たちの状態が上向いてきたことを示している
今回の試合は、DeNAにとって非常に重要な勝利でした。特に、牧選手と筒香選手の活躍が際立っており、両者が連続してホームランを打つことで試合の流れを一気に引き寄せました。チーム全体が若干の不調を抱えている中でのこの結果は、リーグ戦再開に向けての大きな自信となるでしょう。
キーワード解説
- ホームランとは?:野球におけるホームランは、打者がボールを長打でスタンドに飛ばすことで、自動的に1点を獲得する重要なプレーです。
- 初登板とは?:選手がプロの試合に出るのが初めてのことを指し、特にピッチャーにとっては緊張感が強い瞬間です。
- アベック弾とは?:同じチームの2人以上の選手が同じ試合でホームランを打つことを指します。
- 交流戦とは?:プロ野球のセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なシーズンを指し、通常のリーグ戦とは異なる形式で行われます。

