中日・柳裕也、ウエスタン・リーグ初先発で好投 1軍昇格も視野に

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◇21日 ウエスタン・リーグ 中日5―2阪神(ナゴヤ)中日ドラゴンズの柳裕也投手(31)が、ウエスタン・リーグ阪神戦で実戦復帰後初めて先発マウンドに上がり、6イニングを投げて6安打1失点(自責0)という結果を収めた

柳の復帰登板は約2カ月ぶりで、落合2軍監督は「もう1試合はこっち(2軍)で投げてもいいのかな」と語り、1軍昇格への期待感を示した

試合は中日が5-2で勝利を収めた

柳は初回、2死から3番・中川の打球を中堅の駿太が落球し、4番・原口に直球を捉えられ、左前適時打を許して先制を許したが、以降は安定した投球を見せた

特に2回には、バントを自ら封殺する好守を見せるなど、フィールディングでも存在感を示した

6回までに投げた球数は83球で、最速145キロを記録

試合後、柳は「投げて、修正することができたと思います」とコメントし、今後の課題についても前向きに取り組む姿勢を見せた

落合監督は「どんなボールでもカウントが取れて、勝負球になる投手」と柳の能力を高く評価している

柳は前回の15日に同リーグのソフトバンク戦で異変を感じた右肩の違和感から、復帰に向けた調整を行っており、今後の試合でも万全の状態でプレーを続けることが期待されている

柳裕也選手の復帰登板は、彼のプロとしてのキャリアにとって非常に重要な一戦でした。特に、長い怪我からの復帰後の安定した投球が、チームにどれだけ寄与するかは注目されます。落合監督のコメントからも、柳の次のステップに対する期待が伝わってきます。今後の展開に目が離せません。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、プロ野球の2軍のリーグで、選手の調整や育成の場として重要な役割を果たしています。
  • フィールディングとは?フィールディングは、野球において守備をする際の技術のことを指し、打球を捕る力や送球する力が求められます。
  • 自責点とは?自責点は、自らの失敗により相手チームに得点を許した場合にカウントされるため、投手の評価に大きく影響します。

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