ヤクルト、交流戦最下位に沈む~中村優斗は初登板も勝利ならず

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ヤクルトスワローズは6月22日、神宮球場で行われた日本生命セ・パ交流戦の最終戦にてオリックス・バファローズに2-4で敗れ、2025年の交流戦を5勝12敗1分けの成績で最下位を迎えました

同球団が交流戦で最下位に沈むのは2017年以来、実に8年ぶりのことです

中村優斗のプロ初登板

この試合で注目を集めたのは、ドラフト1位で入団した22歳の中村優斗投手です

彼はプロ初登板、初先発であり、5回を投げて5安打1失点の好投を見せました

初回に1点を失いましたが、2回からは修正に成功し、試合を作りました

しかし、チームが敗れたため、プロ初勝利はお預けとなり1敗目となりました

金久保優斗の乱調

ヤクルトは1-0と1点を追う状況で、6回から金久保優斗投手が登板しました

しかし彼は先頭打者から連打及び四球を許し、無死満塁のピンチを招くことに

オリックスの曽谷選手を見逃し三振に仕留めましたが、続く西川選手に2点タイムリーを浴びてしまいます

さらに宗選手にも四球を与え、最終的に3安打2四球の乱調で3失点を喫してしまいました

反撃も虚しく

試合後半に入ると、ヤクルト打線が反撃を見せます

6回に内山選手のソロホームランと増田選手の中越えタイムリー二塁打で2点を奪いましたが、金久保投手の3失点が響き、最終的には2点差に留まります

これにより、ヤクルトは今季ワーストタイの24に借金が膨らんでしまいました

ヤクルトの交流戦最下位は驚かしい結果であり、特に金久保投手の乱調は試合の流れを大きく変えてしまいました。若手選手の成長を期待する一方で、チーム全体としてのパフォーマンス向上も求められます。今後の試合での挽回に期待したいところです。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?ドラフト1位は、プロ野球の選手を選出する際に、各球団が最初に選ぶ権利が与えられる選手のことを指します。
  • 初先発とは?初先発は、選手がプロの試合で初めて先発投手として登板することを指し、その選手にとって大きなチャレンジとなります。
  • 四球とは?四球は、投手が自分の投球をうまく制御できず、打者がボールを4回見逃した場合に与えられる出塁権のことです。

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