DeNAローワン・ウィックが史上22人目のイマキュレートイニングを達成

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日本生命セ・パ交流戦が行われた横浜スタジアムにおいて、横浜DeNAベイスターズの投手ローワン・ウィック(32)が、6月22日のロッテ戦で史上22人目となる「イマキュレートイニング」を達成した

この記録は、先頭バッターから3人を連続して3球三振に仕留めるというもので、特に155キロや156キロの直球を駆使した投球が際立った

試合の背景

この日は、両チームが激しい打撃戦を繰り広げ、最終的にはDeNAが9-10で敗北したものの、ウィックの個人的な成果は試合を彩る重要な一幕となった

ウィックは8回に登板し、まずロッテの山本を155キロの直球で見逃し三振、次に西川にも3球連続で直球を投げ、空振り三振を奪った

最後に代打の藤岡にも156キロ直球で見逃し三振を決め、この特異な記録を達成した

イマキュレートイニングとは?

「イマキュレートイニング」とは、1イニングの中で3者に対して3球で三振を奪うことを指し、主にメジャーリーグで使用されている用語である

英語の「イマキュレート(immaculate)」は「欠点のない」という意味を持ち、非常に高い投球技術を示すものである

今回のウィックの達成は、近年では4月にヤクルトの石山が記録した以降、セ・リーグでは初の記録となる

過去の記録と比較

ウィックは、DeNAでは過去に平松、佐々木、河原の3人に続く4人目の達成者で、外国人投手としては3度目となる

また、この記録を達成した投手は、過去に6度記録しており、その中にはウルフやモイネロなども名を連ねている

ウィックのイマキュレートイニング達成は、記録として非常に注目されるものであり、特に宝刀とも言える直球の威力を証明する出来事であった。激しい打撃戦の中においても、彼の存在が光った瞬間であったといえる。このような記録はファンにとっても記憶に残るもので、次の試合への活力となるだろう。
キーワード解説

  • イマキュレートイニングとは?一イニング内で3者を3球で三振に打ち取る記録のことで、特に高い投球技術が求められる。
  • 三振とは?バッターがボールを打たずに3回判定され、アウトになることを指します。
  • 投手とは?試合でボールを投げる選手のことを指し、相手チームのバッターを打ち取る役割を担っています。

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