試合は巨人との対戦で、藪田は先発としてマウンドに上がった
初回、リチャード内野手（26）に二死三塁の場面で先制となる適時二塁打を打たれたものの、続く3回にはソロ本塁打を右翼席に運ばれてしまった
それでも、この後は投球に緩急をつけ、105球を投じて5奪三振を記録した
武田勝監督（46）は藪田の投球に対し、「四球がなく、4回から6回にかけて良いピッチングをしていた
打者を追い込むのが容易だったのは、彼の状態が良い証拠だ」と評価
しかし、決め球や曲げ球の投げ場所に関しては、さらなる意識が必要だと指摘した
オイシックスの打線は、0―2と劣勢の4回裏、1死二塁の場面で陽岱鋼右翼手（38）が中前適時打を放ち、1点を返すも、その後は巨人の継投に抑え込まれる展開となった
結局、試合は1―3で敗れたが、武田監督は「接戦のなかで、選手たちが最後まで諦めない姿勢を見せたことが非常に大切だ」と前向きな発言を残した
本拠地での巨人との3連戦は1勝2敗と負け越したが、3日間で1万人以上のファンが来場し、選手たちに大声援を送っていた
監督は、「新潟全体が盛り上がっており、選手たちのモチベーションにもつながる
試合に対していい緊張感を持てた」と感謝の意を示した
移動日を挟んで、オイシックスは24日から敵地でロッテとの3連戦を控えている
武田監督は「天候がどうなるかわからないが、試合への集中を高めて臨みたい」と意気込みを語った
オイシックスの試合は、ピッチャーの頑張りと打線の応援が印象的でした。特に藪田投手は好投を続けましたが、チーム全体がもう少し集中して得点を重ねられれば、逆転も見込めたのではないかと思います。今後の試合に期待したいです。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは？：イースタン・リーグは、日本のプロ野球における2つの二軍リーグのひとつで、主に東日本のチームが参加しています。選手たちはこのリーグで経験を積み、昇格を目指します。
- 適時二塁打とは？：適時二塁打とは、打者が打球を二塁まで達するヒットを打ち、その間に走者が生還できる場合を指します。このような打撃は、試合の流れを変える重要な役割を果たします。
- 奪三振とは？：奪三振は、投手が打者を三振に仕留めることを指します。特に高めの数字であればあるほど、投手の能力の証拠とされ、評価が高まります。
