巨人・戸郷投手が2軍降格、今後の起用法に注目

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◇22日 交流戦 巨人0―5西武(東京ドーム) 巨人の戸郷翔征投手は西武戦で5イニングを投げ、6安打3失点を喫し、今季6敗目を記録した

これにより、戸郷は直近の試合で2試合連続でKOを喫する結果となり、再び2軍へ降格することが決定した

戸郷の投球内容に関しては、チーフコーチの杉内俊哉氏が指摘

「制球がアバウトだった」と述べ、ストレートと変化球の制御に苦しんでいる様子を明かした

特に、ストレートのコントロールが不安定であり、カウントを整えることができていなかったと言及した

今後の戸郷については、2軍での投球方法の改善を考慮しているとして、「出力を上げた状態で制球良く投げる」ことを目指すと語った

具体的には、真っすぐのコースを「きちきちではなく、2分割、3分割で投げる」ことが鍵だという

杉内コーチは「元々は甲子園で投げる予定だった」と述べ、次回の登板を7月1日からの阪神との3連戦(甲子園)で考えていたことを明かした

また、戸郷が2軍に降格することで、ローテーションに空きが生じる可能性があり、その代役については「考えます」と述べた

さらに、18日のイースタン・リーグで好投した田中将大投手への言及もあった

杉内コーチは田中の1軍昇格については「どうでしょうね」と曖昧な返答をしたが、桑田真澄2軍監督は田中が1軍の試合に臨むまでの状態にあるとの見解を示している

今後の巨人のローテーション再編には、さらなる関心が寄せられている

戸郷投手の昇格と降格のサイクルは、若手投手にとって難しい試練であり、特に制球が課題として挙げられるのは、ピッチングの基本に立ち返る必要があることを意味しています。田中投手の好調も気になるところで、今後のローテーションの再編がどのように行われるのか注目です。
キーワード解説

  • 制球とは?:投手がボールを狙った場所に正確に投げられる能力のことを指し、良好な制球は試合での成功に不可欠です。
  • ストレートとは?:ピッチャーが投げる基本的な球種の一つで、回転が少なく直線的に飛ぶ球です。主にストレートはスピードを重視されます。
  • 変化球とは?:ストレートとは異なる軌道でボールが飛ぶ球種のことを指し、ジャイロボールやカーブなどがあります。打者にとっては捉えづらい球です。

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