ローズの記録挑戦とダイエー戦の影響

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2001年のプロ野球で、近鉄のローズ選手がダイエー戦で敬遠され、新記録樹立の夢が絶たれた事件を振り返ります。

要約するとこの記事では、2001年のプロ野球シーズンにおける近鉄・タフィ・ローズ選手の本塁打記録に関する出来事が詳述されています。

ローズはその年、55本塁打を放ち、王貞治氏の持つNPBタイ記録に並びました。

しかし、残り5試合で新記録を樹立する期待がかかる中、ダイエーとの対戦が彼の進撃を阻むことになりました。

特に、ダイエー戦では、先発投手の田之上慶三郎が彼に対して敬遠気味の投球を続け、全18球中ストライクはわずか2球のみという異常な状況が生まれました。

王監督は「60本打つんだぞ」と激励しましたが、ダイエーの若菜コーチは「ウチが打たれるわけにはいかん」と発言し、これが物議を醸しました。

この発言は人種差別の観点からも批判され、NPBコミッショナーは「新記録のチャンスを故意に奪うことはフェアプレーに反する」との通達を出しました。

しかし、ローズはその後の試合でも本塁打を打てず、記録更新は幻となりました。

中村紀洋選手は日本の野球文化に不満を示し、当時のファンの間には王氏の記録を守るべきとの空気があったことも指摘されています。

このエピソードは、近鉄の選手たちがNPBの記録に挑戦した歴史的な出来事として語り継がれています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/71b7082028a57df48b641f487efc644315561227

ネットのコメント

コメントの中では、王監督がローズに「60本打つんだぞ」と激励したにもかかわらず、ダイエーの投手陣がストライクを全く投げなかったことに対する驚きや失望が多く見受けられました。

多くのファンは、この行動が外国人選手に対する忖度であり、王の記録を守るための不正義であると感じていたようです。

また、過去の選手たち、特に松井秀喜やバレンティン、村上の記録と比較する中で、外国人選手に対する風当たりや扱いの違いも強調されました。

特に、バレンティンの60号よりも村上の56号が注目される傾向についても疑問が呈され、助っ人外国人選手の記録に対する偏見があるのではないかとの意見がありました。

さらに、過去の選手たちが直面した敬遠や忖度の実態についても触れられ、現在のプロ野球がクリーンになった一方で、昔の泥臭い争いが懐かしいとも感じられていました。

王の記録については、ファンの中には王を完全には好きになれないという人もおり、彼の行動が記録を守るための忖度であるとの印象を持たれていたようです。

このように、コメントは王監督や当時の選手たちに対する複雑な感情や、記録更新に対する期待と懸念が入り混じった内容となっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • これがもしローズやカブレラじゃなく、和製大砲だったらどうだったか。

  • バレンティンは真っ向勝負してくれた記憶がある。

  • 当時のバリー・ボンズも四球攻めに遭っていた。

  • 今はクリーンになってそういう泥臭い争いがないのが気持ちいい。

  • 王さんを100%好きになれない理由がこれなんだよな。

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