ロッテ・山本大斗、サイ・ヤング賞投手を相手に先制3ランを放つ

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ロッテの若手外野手、山本大斗選手(22)が、22日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦において、圧巻のパフォーマンスを披露した

交流戦から4番として起用され、彼は早速その期待に応える形で、1回表1死一、二塁の場面でサイ・ヤング賞受賞歴を持つ投手、バウアーによる2球目のフォーシームを振り抜いた

この打球は、真夏の青空の下、レフトスタンド中段に吸い込まれる豪快な放物線を描いた

観客が歓喜の声を上げる中、私自身もその衝撃を体感し、一瞬暑さを忘れるような興奮に包まれた

山本選手のバッティングフォームは見事で、特に彼の上半身の使い方がパワーを効率的にボールに伝えるステイバック(体重移動)を研究した結果を感じさせた

また、彼のシルエットは日本人選手とは思えない厚い胸板と太ももの筋肉を誇示し、まるでメジャーリーガーのようであった

この打球が与えた衝撃の大きさは、バウアー選手が1回の表に8安打7失点で降板したことからも窺える

山本選手は2020年に島根の開星高校から育成ドラフト3位でプロ入りし、今年で5年目を迎える

彼は4月16日の日本ハム戦でプロ初本塁打を記録

その後、6月4日の巨人戦から4番に抜擢され、今回の本塁打が8本目となる

交流戦ではトップと1本差の5本塁打を放っており、吉井監督から「ダイナマイト山本」という愛称がつけられるほどのパンチ力を誇っている

甲子園出場経験はないものの、彼の活躍は“和製メジャーリーガー”とも称される輝きを放っている

今回のニュースは、若手選手がサイ・ヤング賞受賞者に対して見事なパフォーマンスを見せたことを印象付けるもので、今後のロッテのチームの成長にも期待が寄せられる。山本選手の成長は、球団にとっても非常に喜ばしいものであり、彼の今後の活躍が楽しみである。
キーワード解説

  • フォーシームとは? 投球時に使用されるボールの握り方の一つで、指を縦に並べて投げることで、速球に特有の回転をかけたボールを指す。
  • サイ・ヤング賞とは? メジャーリーグベースボールにおける最優秀投手に贈られる賞で、アメリカの野球の最高栄誉の一つとして知られている。
  • 育成ドラフトとは? プロ野球球団が育成選手を選ぶためのドラフト制度で、契約金が少ないため将来性のある選手たちが対象となる。

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