特に、ファーム(二軍)で好成績を収めていても一軍昇格が難しいケースが多く、各選手の競争が激化しています
今回は、横浜DeNAベイスターズの選手、益子京右に焦点を当て、彼の今季の成績と今後の展望について詳しくお伝えします
益子京右選手のプロフィール
| 投打 | 身長 | 体重 | 生年月日 | 経歴 | ドラフト |
|---|---|---|---|---|---|
| 右投右打 | 176cm | 95kg | 2000年12月27日 | 青藍泰斗高 | 2018年ドラフト5位 |
青藍泰斗高では、高校通算23本塁打を記録した強打の捕手として名を馳せ、2018年のドラフトでは5位指名を受けて横浜DeNAベイスターズに入団しました
プロ入り後はファームで経験を積み、2021年に一軍デビューを果たしました
同年には二軍で72試合に出場し、打率.235、6本塁打、26打点を記録しました
その後は一軍での出場機会が減少し、昨季は出場がありませんでしたが、70試合に出場して打率.219、4本塁打、19打点を挙げました
今季は、二軍で一時3割を超える高打率を記録し、守備面でも強肩を活かした優れた盗塁阻止率を持つ選手として評価されています
しかし、5月14日に行った左有鉤骨の骨片切除手術により一時戦線を離れており、復帰後のパフォーマンスに期待が寄せられています
正捕手の山本祐大選手や若手の松尾汐恩選手の台頭があり、益子選手を含む捕手争いは厳しさを増していますが、彼の復帰後の活躍が楽しみです
益子京右選手の成長は、横浜DeNAベイスターズだけでなく、プロ野球全体の競争の厳しさを示しています。二軍での高打率や守備力の向上にもかかわらず、復帰後に正捕手の地位を奪うことができるか、注目が集まります。将来に期待がかかる選手の一人です。
キーワード解説
- ファームとは?一軍に昇格するための二軍での活動や、選手が成長をとげるための舞台を指します。
- 盗塁阻止率とは?キャッチャーが塁を狙うランナーに対してどれだけ成功裏に走者をアウトにすることができたかを示す指標です。
- ドラフトとは?プロ野球選手を指名するための制度で、各球団が新たに加入する選手を選ぶ場です。

