特に、日本プロ野球選手会が4月に発表した今季の球団別平均年俸で、西武は初めて最下位となる3744万円を記録し、その差は巨人の7800万円に対して4056万円に及んだ
球団の待遇と観客数の関係
質疑応答の中では、株主から「観客数を増やすには、『西武でプレーしたい』と思わせる選手の待遇が重要」という意見が寄せられたこれに対して、西武・奥村剛球団社長は、「選手の年俸は直近の成績だけでなく、チームへの貢献度などを考慮して決定される
しかし、現在のチームの不調も影響しているため、年俸を他のチームに負けないよう改善していく」との見解を示した
注目された山川内野手の問題
株主総会では過去2年の混乱を振り返る場面もあった2023年には、強制性交容疑で書類送検された山川穂高内野手の解雇を求める声が上がり、翌年にはタンパリング（事前交渉）疑惑が持ち上がるなど波乱が続いた
さらには、シーズンが100敗ペースに進行している現状に対する不満も噴出し、より勝てる監督選任の要望が寄せられる場面も見られた
今回の株主総会では、西武ホールディングスが選手の待遇改善について具体的な努力を約束したことが注目されています。選手が高い年俸を得られることが、観客数やチームの魅力につながるという意見には多くの共感があります。強制性交疑惑を抱える選手の問題も依然として頭を悩ませるものであり、球団には様々な課題が山積していると言えるでしょう。
キーワード解説
- 球団別平均年俸とは？
- 観客数の重要性とは？
- タンパリングとは？
- 強制性交とは？
