駒大苫小牧が南北海道大会で快勝、伊藤駿航選手が初めてベンチ入り

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◆第107回全国高校野球選手権南北海道大会室蘭地区予選 ▽Cブロック1回戦 駒大苫小牧10―0苫小牧高専=5回コールド=(24日・苫小牧とましんスタジアム) 駒大苫小牧高校が、全国高校野球選手権南北海道大会の室蘭地区予選において苫小牧高専に対して圧巻の勝利を収め、次のラウンドへ進出しました

この試合は、2年生の右腕投手、村田煌翔選手が先発し、わずか1安打という素晴らしいピッチングを見せ、10–0と大差をつけての勝利で、試合は5回コールドに終了しました

注目すべきは、試合に初めてベンチ入りを果たした伊藤駿航選手です

彼は、北海道日本ハムファイターズに所属する伊藤大海選手の弟で、今春まではベンチ外でしたが、春季大会後にメンバー入りを果たしました

彼は、「伝統のユニホームを着て、兄と同じ番号を背負うことができて嬉しい」と語ります

試合中、彼に登板の機会は与えられませんでしたが、彼は次のチャンスを楽しみにしています

伊藤選手は中学時代に主に野手としてプレーしていましたが、高校入学後から本格的に投手としての道を歩み始めました

佐々木孝介監督も彼の成長を評価しており、「入ってからまだ年数が少ないが、伸びしろがある」とコメントしています

兄との絆も強く、実際に兄にこの報告をした際には祝福の言葉ももらったといいます

次戦では、春の地区予選で敗れた北海道大谷室蘭とのリベンジマッチが予定されています

伊藤選手は、「私は速球が得意ではないが、緩急を使って打者を打ち取るピッチャーになりたい」と目標を語り、緊張しながらもチームに貢献したいという意気込みを示しています

駒大苫小牧高校の野球部が示した高いパフォーマンスは、今後の展開に期待が寄せられます。特に伊藤駿航選手の登板機会が楽しみですが、次戦の相手との戦略が勝敗を左右するかもしれません。監督の評価がどのように選手の成長を促すかも注目です。
キーワード解説

  • コールドゲームとは?試合が特定の条件(通常はリードが一定以上)を満たした時点で、試合が終了する制度のことです。
  • ピッチャーとは?野球でボールを投げる選手のことで、相手チームの打者をアウトにする役割を担っています。

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