広島・辻大雅投手、2軍再調整で急成長!自己最速150キロを記録

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2025年6月24日、広島の育成選手である辻大雅投手(20)が、2軍での活動を経て急成長を遂げた

5月上旬時点では、彼に対する期待が高まる中、苦しいスタートを余儀なくされていたが、短期間で見事にパフォーマンスを向上させた

育成3年目のスタート

辻投手は、育成選手として3年目を迎える中、ウエスタン・リーグにおいて開幕から期待されていた

しかし、最初の登板では苦戦を強いられた

3月15日の阪神戦では1回で2失点、さらに3月25日のソフトバンク戦でも1回5失点を喫し、平均球速は138キロに留まった

3軍での再調整

このままでは結果が出ないと判断した広島は、辻投手を3軍に配置転換

強化重視の環境での2週間の再調整が、彼を大きく変えることになった

肉体的な変化ではなく、主に技術的な改善が行われた

助言による軸足の使い方の改善

3軍での調整において、辻投手は元プロ野球選手で昨季引退した野村3軍コーチのアドバイスを受けた

彼は、辻が投球動作の中で左足をうまく使えていない点を指摘

「体重が軸足に乗る前に投げ始めてしまっていた」と語り、体の力をうまく伝えられていなかったことを明かした

復帰後のパフォーマンス向上
2週間後、辻は2軍に復帰

数回の実戦を経て、紅白戦では自己最速155キロを記録し、平均球速も138キロから146キロに向上する

特に、弾道の向上による奪三振数の増加と与四球の減少が目立つ結果となった

未来に期待される若き左腕

成長曲線を描く辻投手は、特に4月11日から6月22日までの13試合連続無失点を達成

シーズンの途中で初のセーブも挙げるなど、着実に成果を上げている

「まだまだ成長できる」との自信を持ちつつ、若き才能は今後さらに期待される

辻投手の急成長には、技術的な改善が大きな要因となったようです。特に軸足の使い方を見直すことで、球速アップが実現しています。若い選手が成長する姿は、チームやファンにとっても励みになります。
キーワード解説

  • 育成選手とは?プロ野球における育成選手とは、育成契約に基づいて球団に所属し、選手としての成長を図るための枠組みのもとでトレーニングを行う選手のことを指します。
  • ウエスタン・リーグとは?プロ野球の2軍チームが参加するリーグのことです。戦績や選手のパフォーマンスを向上させるための貴重な場となっています。
  • 無失点とは?投手が試合の中で、相手チームに得点を与えずに投球を続けることを指します。特に無失点の回数が記録されることが多いです。

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