辻発彦氏が語る西武ライオンズの交流戦振り返り

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元西武監督の辻発彦氏(66)が24日、文化放送の「ライオンズナイタースペシャル 堀口文宏のラジオ フルスイング」に生出演し、10勝8敗で4位だった西武ライオンズの交流戦について振り返った

辻氏は特に印象に残った2試合を挙げ、その見どころを解説した

印象的な試合の振り返り

辻氏はまず、11日の阪神戦(3-2、ベルーナドーム)を名場面として取り上げた

この試合では、9回に本塁打を浴びて0-2と点差を広げられたが、源田の2点適時打で追いつき、最後は炭谷のサヨナラ打により勝利を飾った

辻氏は、一打に対し「バットの先っぽで逆に良かった

執念ですよ」と粘り強いプレーを称賛した

続く凄まじい投球

次に辻氏が挙げたのは、17日のDeNA戦(3-0、横浜)での今井のピッチングだ

この試合では、今井が9回に3者連続奪三振を決める見事な投球を見せ、松坂大輔を超える球団新記録の17奪三振と共に今季初完封を達成した

辻氏は、前回の広島戦では7回5失点だった今井が中9日での快投を見せる姿に「圧巻だったね

凄かった」と賛辞を送った

エースとの投げ合いの意義

さらに、今井が相手先発のバウアーとの投げ合いについて「エース級とやる時は先に点を与えたくないし、気合が入る」と語ったことからも、試合への真剣な姿勢が伺えた

また、今井自身も打席で「真剣に振りにいっていた」と辻氏は述べ、チームとしての一体感が感じられる発言が印象的だった

教え子の成長を喜ぶ辻氏
辻氏は、今井が無四球で投球を行った点を強調し、自身が監督に就任した17年の入団当時は四球が多かったことがあったため、「あの今井が、という印象」と教え子の成長を喜んでいた

辻発彦氏の振り返りでは、西武ライオンズの試合の中でのチームの団結力や選手個々の成長が強調されました。特に教え子である今井の完封劇や源田の重要なバッティングは、今後のチーム作りにおいても重要な要素となるでしょう。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球において、セ・リーグとパ・リーグのチーム同士が対戦する特別なリーグ戦のことを指します。
  • サヨナラ打とは?試合の最終回に、自チームが逆転勝利するための得点を挙げる打撃のことを意味します。
  • 奪三振とは?投手が打者を三振に取ることを意味し、チームや個人の成績において重要な指標となります。
  • 完封とは?投手が試合中に相手チームに一度も得点を許さずに投げ切ることを指し、特に優れたピッチングを示すものです。

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