ソフトバンク濵口遥大、復帰へ向けブルペン投球を実施

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福岡県筑後市にあるソフトバンクのファーム施設で、濵口遥大投手(30)は24日、復帰後2度目のブルペン投球を行いました

濵口投手は国指定の難病である黄色靱帯骨化症からの復帰を目指しており、捕手を座らせて50球を投げ込んだ際には「ほぼ100%の力で投げられている」と語り、自身の状態に自信を見せました

濵口選手は今年4月に胸椎黄色靱帯骨化症と左肘関節クリーニング術の手術を受けました

黄色靱帯骨化症とは、背骨の近くにある黄色靱帯が異常に骨化し、脊髄を圧迫してしまう病気です

この病気は、脊椎の健康に関わる重要な問題であり、手術によって症状の改善が期待されます

濵口選手は20日に術後初の本格的な投球練習を再開し、この日が2回目の実施となります

「トレーニングはリハビリの段階にあり、今までの100%の重りはまだ持てない

体の状態を見ながら進めていくが、早く1軍で投げたい」と意気込みを語りました

濵口選手は、7月の実戦復帰を目指しており、今週中にもライブBP(バッティング・プラクティス)での登板を予定しています

筑後を視察に訪れた倉野信次投手コーチは、復帰後の濵口選手の今後の起用について「先発と中継ぎ、どちらでも対応できる選手ですが、現時点では中継ぎで考えています」とコメントしました

1軍の中継ぎには、5月に巨人からトレードされた大江竜聖選手や、近日中に復帰予定のダーウィンゾン・ヘルナンデス選手がいますが、通算44勝を挙げる濵口選手が復帰すれば、チームの戦力がさらに強化されることが期待されます

濵口選手の復帰に向けた取り組みは、選手自身にとってもチームにとっても重要なステップです。日本のプロ野球界は選手の健康とパフォーマンスを重視しているため、濵口選手の経過には多くのファンが注目しています。
キーワード解説

  • ブルペン投球とは?投手が試合での投球に備え、事前に行う練習のことで、球速や球種を確認するために行われます。
  • 黄色靱帯骨化症とは?背骨の近くにある黄色靱帯が骨化し、脊髄を圧迫する病気で、動きに影響を及ぼすことがあります。

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