桐敷は、2点リードの状態で登板したが、5安打4失点というまさかの結果に終わった
チームの連勝も4で止まり、選手自身の悔しさは計り知れない
しかし、試合後の取材では冷静な姿勢を崩さず、「ネビン選手のところで(フォークを)落としきれなかった
あそこで結果が変わったかもしれない」と反省点を自ら抽出した
連続して救援失敗の桐敷選手
続く14日の楽天戦でも、同様に2点リードの七回に同点に追いつかれ、無死三塁の状況で降板するという厳しい結果に見舞われた試合後には「言い訳はできない
自分がまたやってしまったので、切り替えて頑張るしかない」と、自責の念を述べた
取材対応の姿勢
試合後の取材に常に丁寧に応じる桐敷それは、感情を出す自己防衛策として取り入れているようで、桐敷は「感情を出したら負けかなと思っている
それを極力出さないようにするのが、自分にとっては必要なこと」と信念を語った
父の教えとその影響
桐敷選手は、少年野球時代から父・徹さんに、「冷静に真剣に投げるように」と教え込まれてきた調子に乗ることを避けるため、厳しく指導を受けた結果、今の桐敷選手の人柄や姿勢にも影響を与えている
彼は「父親から言われていたことが今、生きてるのかなと思います」と振り返る
プロとしての成長と謙虚さ
昨シーズンは70試合に登板し、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した実績があるが、桐敷はその成功に胡坐をかくことはない「10日の西武戦でも何がダメだったかというのは明白だったので、答えました」と、自分のパフォーマンスを冷静に分析する姿勢が際立つ
桐敷選手の優れた投球能力だけでなく、彼の人柄にも多くのファンが惹かれている理由が見えてくる
桐敷拓馬投手の冷静な取材対応と確固たる信念は、プロ野球選手としての姿勢を示しています。感情ではなく、自分の弱点を反省し、次の試合に向けて準備する様子は、彼のプロとしての成長を物語っています。彼の父から受けた教えが、現在においても生かされていることは感慨深いです。
キーワード解説
- 逆転:逆転とは、ゲームや競技の状況が変わり、負けている側が勝つことを指します。
- 黒星:黒星はスポーツにおける敗北を指します。特にプロ野球などで使用される用語です。
- 救援:救援は試合中に登板することで、ピッチャーがチームを助けることを意図しています。
- ホールド:ホールドは、救援投手が登板して試合を勝利に導くために重要な役割を果たしたことを示す指標です。

