この試合の結果、巨人は交流戦を6勝11敗1分の11位で終え、借金1となりました
また、首位の阪神との差は4.5ゲームに広がっています
この日の試合で巨人は相手よりも多い12安打を記録しましたが、得点力を活かしきれませんでした
特に、9回の場面では1死満塁のチャンスが訪れましたが、4番・吉川尚輝が中森俊介のフォークボールに打ち取られ、二ゴロ併殺打になってしまいました
吉川はこの試合で5打数無安打に終わり、期待された結果を出せませんでしたが、彼自身が責められるべきではありません
スポーツ紙のデスクは「吉川は攻守で一番貢献している選手」と評価しつつも、「チーム事情で4番に入る重圧がある中、打撃が狂わないか心配」と懸念を示しました
岡本和真が長期離脱中...リーグ戦再開後の4番は？
巨人の打線において不動の4番として活躍していた岡本和真が、左肘の靭帯損傷のため5月上旬から長期離脱していますその影響で、4番の固定ができず、キャベッジや丸佳浩が起用されてきましたが、最近は吉川が4番で7試合連続先発出場しています
しかし、吉川が4番を務めた7試合ではわずか15得点、1試合平均2.1点とチームとしての得点力は向上していません
4番として出場した試合の打率は.133と、本来の力が発揮できていない現状です
吉川は長打を得意としないため、阿部慎之助監督は彼を「つなぎの4番」として期待しているものの、打順の成績に影響が出ています
また、キャベッジのコンディションも万全ではないため、吉川の起用が続く可能性が高いですが、リーグ戦再開後は増田陸の起用も検討されるでしょう
このままでは得点力が不足し、勝利を重ねることが難しくなる危険性があります
この記事では、巨人がロッテ戦で逆転負けし、交流戦を11位で終えたことが報じられています。特に4番打者の吉川尚輝の苦闘がクローズアップされており、彼にかかる重圧や打撃不振がチーム全体に与える影響が懸念されています。今後は岡本の復帰が待たれる中、チームの得点力向上が急務です。
キーワード解説
- 交流戦とは？プロ野球において、2つのリーグ（セ・リーグとパ・リーグ）のチームが対戦する期間のことを指します。
- 靭帯とは？身体の骨と骨をつなげる結合組織で、特に関節の安定性を保つ役割があります。
- 併殺打とは？攻撃側の選手が同時に二人アウトになるプレーのこと。通常、内野でのプレーによって発生します。
