ヤクルト・林田社長が高津監督を支持、村上選手の海外挑戦に柔軟な姿勢

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東京ヤクルトスワローズの林田哲哉球団社長は、東京都内で行われた取材にて、現在最下位に低迷しているチームの指揮を執る高津臣吾監督との関係について語った

「一蓮托生」との言葉を使い、監督と共に最後まで戦うことを約束していると述べた

今季の成績は19勝43敗3分けと厳しい状況にあり、球団としてもさらなる出発が求められている

高津監督は昨シーズンの成功により選手たちからの信頼を得ているが、今季の苦境に対する責任を一緒に背負う覚悟を示している

また、今季負傷によりこれまで1試合しか出場していない村上宗隆内野手についても言及

林田社長は、村上選手が米大リーグへの挑戦を希望する場合、ポスティングシステムを通じての移籍を受け入れる意向を示した

ポスティングシステムとは、海外のプロリーグに選手が移籍する際に、所属球団が他球団に選手の権利を売るための制度である

林田社長は、「シーズンが終わって、彼が海外に行きたいと言ったのならば、申請はしようと思う」と述べ、選手の意向を尊重する姿勢を強調した

ヤクルトが最下位に苦しむ中、林田社長が高津監督を支援する姿勢を示した。村上選手の海外挑戦についても柔軟に対応する意向があり、選手の気持ちを最優先に考える企業姿勢が顕著だ。
キーワード解説

  • 一蓮托生とは?:お互いに運命を共にすることを意味する言葉で、今回の取材では高津監督と林田社長が共に責任を負う意思を示す際に使われた。
  • ポスティングシステムとは?:プロ野球の選手が海外リーグへ移籍するために、現在の所属球団が他球団に選手の権利を売却する仕組みのこと。

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