昨シーズンから続く巨人の不振に対し、高木氏は「捕手3人制」を提言し、現状の選手起用に疑問を呈しました
捕手4人体制の是非
巨人は昨オフにソフトバンクからフリーエージェント(FA)で甲斐拓也捕手(32)を獲得し、今シーズンは甲斐が正捕手として活躍していますさらに、岸田行倫(28)、大城卓三(32)、小林誠司(36)も併用され、捕手4人体制での運用を行っています
この状況に対し、高木氏は「(リーグ戦では)DHがないのに4人も必要か?」と疑問を呈しました
捕手3人制の必要性
高木氏の主張によれば、巨人は捕手を3人体制にすることで、より多くの野手を起用できるとしています代打や守備固めとして活用可能な選手を増やし、柔軟な戦術をとるべきだと指摘しました
具体的には、甲斐を先発として起用し、他の捕手は状況に応じて使い分ける形を提案しています
小林にかかる運命
また、高木氏は「誰に我慢をしてもらうかといえば、小林」と明言小林は今シーズン開幕から2軍スタートでしたが、5月24日に1軍に昇格し、6月20日の西武戦ではスタメン捕手として出場
1安打1打点を記録するなど、チームに貢献しました
高木氏は今後の起用法に注目しており、阿部慎之助監督(46)の采配に期待が寄せられています
プロ野球は現在、セ・パ交流戦で11位に甘んじ、リーグ戦では首位の阪神に4.5ゲーム差で4位の状況です
巨人の再浮上には、選手運用の見直しが急務とされています
高木豊氏の提言は、巨人の捕手事情を根本から見直す必要性を示唆しており、特に不振が続くチームにとっては重要な視点です。捕手3人制に移行することで、より多くの野手を起用できる余地が生まれることが期待されます。この改革がチームの浮上につながるか、注目です。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?選手が所属するチームを経由せずに移籍可能な制度で、選手が自由に新しいチームを選ぶことができます。
- DH(指名打者)とは?野球ルールの一つで、投手の代わりに打席に立つ選手を指定できる制度のことです。これにより、ピッチャーが打撃を行わないため、戦略が変わります。

