ナショナルズ小笠原慎之介がリハビリ登板を成功させる
右脇腹を負傷し、負傷者リスト(IL)入りしているナショナルズの小笠原慎之介投手(27)が、デラウェア州ウィルミントンで行われた傘下1Aの試合でリハビリ登板を果たした対戦相手はハドソンバレーで、結果は3-10での敗北となったが、小笠原自身の投球内容には明るい兆しが見えた
リハビリ登板の詳細
小笠原は先発として登板し、4回を投げて5安打2失点、1四球、5三振を奪ったリハビリ登板は20日に続いて3度目で、前回の登板から中4日での実戦復帰となった
初回は1四球を出したものの無安打で抑え、2回は3者凡退に抑えたが、3回には二塁打を許して得点圏に走者を進めるも無失点で切り抜けた
投球の変遷
しかし4回に先頭打者に二塁打を許し、その後の盗塁で無死三塁となったところで犠飛により1点を失った続いて1死で3連打を浴び、さらに1点を追加される結果となったが、最後は空振り三振で切り抜け、64球での登板を終了した
小笠原の今季の振り返り
小笠原は昨オフに中日からポスティングシステムを通じてナショナルズに移籍し、先発ローテーション入りを目指していたしかしオープン戦では5試合で防御率11.25という厳しい結果に終わり、その後マイナーリーグで開幕を迎えた
4月17日には右脇腹痛でIL入りし、リハビリ登板を経てこの試合に至った
今季、マイナーリーグでは3チームで計6試合に登板し、1勝1敗、防御率4.50という成績を残している
小笠原慎之介選手のリハビリ登板は、今後の復帰に向けた非常に重要なステップです。特に彼のピッチング内容には課題も見えましたが、無安打に抑えたイニングもあり、将来的な活躍を期待させるものでした。実際の試合での経験は、選手の成長にとって欠かせないものだと改めて感じます。
キーワード解説
- リハビリ登板とは?:リハビリ登板は、怪我などで戦線を離脱した選手が、復帰に向けて行う練習試合のことです。実戦で体の状態を確認する重要な機会とされています。
- ポスティングシステムとは?:ポスティングシステムは、メジャーリーグに所属する選手が他のチームに移籍したい場合に、その選手の権利を所有するチームと他のチームとの交渉を行う制度です。
- 防御率とは?:防御率は、投手が投げたイニングに対して何点の失点をしたかを示す指標で、低いほど優れた成績を示します。

