この試合は、マツダスタジアムで行われ、カープが同点の8回に奇跡のプレーを見せました
2つの盗塁と捕逸
羽月選手は、8回表一死の場面で、四球で出塁した坂倉将吾選手の代走として登場しました彼はわずか5球の間に二塁、三塁と進塁し、さらには捕手の捕逸により決勝点を挙げました
「年に1回、できるかできないかの走塁ができた」と、自らを褒めるほどの快走でした
初対戦でも果敢に挑む
相手チームの西武・ウィンゲンター選手との初対戦にもかかわらず、羽月は事前に映像を確認せず、自信を持ってスタートを切りましたこのような果敢なプレーが、彼の強さの源です
三盗は特に印象的で、捕手炭谷銀仁朗の送球ができないほどの完全なタイミングでの盗塁でした
盗塁王の称号が近づく
羽月選手の今季の盗塁数はすでに9回で、これはリーグ1位の阪神・近本光司選手に4差という好成績です昨年の12盗塁、自身最多の14盗塁を観るに、彼は間違いなく「足のスペシャリスト」であると言えます
新井監督の評価
新井貴浩監督は、「打撃も含め、昨年からの練習に取り組む姿勢がガラリと変わった」と羽月選手の成長を認めています羽月選手本人は「スタメンで出たいという思いが強い」と述べ、代走という役割に甘んじる気持ちはないものの、「与えられた役割を全うするだけ」とチームのために全力を尽くしています
どんな立場であっても、試合の流れを変える走塁で、羽月は勝利を呼び込む存在としてチームに貢献していくことでしょう
羽月隆太郎選手の活躍は、単なる脚力だけではなく、彼の判断力や勇気にも支えられています。初対戦の投手に対しても果敢に走る姿勢は、多くのファンの心を鷲掴みにしました。彼のこれからの成長とチームへの貢献が楽しみです。
キーワード解説
- 盗塁とは?:盗塁は、塁上の走者が次の塁に進むために、投手の投球瞬間を利用して走るプレーのことを指します。
- 捕逸とは?:捕逸とは、捕手が投球を受け止められずにボールが逸れてしまい、その間に走者が進塁することを指します。

