ロッテのドラフト1位ルーキー西川、特殊トレーニングバットでスイング確認

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ロッテは、27日のリーグ戦再開を前にZOZOマリンスタジアムで全体練習を行い、特に注目を集めたのがドラフト1位ルーキーの西川選手だ

彼はフリー打撃での好調ぶりを発揮し、4試合連続マルチ安打を継続中である

西川選手は、ミズノ社が元中日の選手である和田一浩氏と共同開発した特殊形状のトレーニングバット「Axis Maker(アクシスメーカー)」を使用して、スイングの確認を行った

このバットは、グリップから延びるセカンドグリップを腹部に当てることで、身体と腕の動きを連動させたスイングを習得するのが目的だ

このトレーニング法は、身体の回転運動を通じて西川選手のスイングをより効果的に改善させる効果が期待されている

西川選手は、5月下旬からこのバットを使用し始めた

この時期は、開幕後の苦しい時期を過ごしていたが、その後の打撃改造が奏功したと語る

「ヒッティングポイントを体に近くにすることで、良い打撃ができるようになった」と西川選手は説明する

特にこの日の練習では、前日の試合からしっかりとこの感覚を再確認することを意識していた

交流戦期間中の13日に1軍再昇格を果たした西川選手は、試行錯誤を続けながらも22日のDeNA戦では初の1試合4安打を達成し、さらなる成長の兆しを見せている

「調整中はポイントを前に置いていたが、後ろにすることで変化球の見極めが良くなり、インコースも打つのが上手くなった」と語る彼からは自信が漂っている

現在、打率は・220だが、得点圏では・350と勝負強さを発揮しており、同じ学年の4番打者である山本選手の後ろを打つ5番打者として存在感を増している

プロ初本塁打についても期待されるが、「自分では欲しいと思っていますが、まずはヒットを重ねることが大切です」と冷静に話す西川選手

ロッテの西川選手の成長が目覚ましい。特殊なトレーニングバットを用いた独自のスイング矯正により、ヒッティングポイントの改善や、変化球の見極めの精度向上が見られ、結果を出し始めている。若手選手の成長はチームにとっても望ましいものであり、今後の活躍が楽しみである。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは? - ドラフト1位は、プロ野球選手を選ぶ際に、各球団が最初に指名する選手のことを指します。この順位は、その選手に対する期待の高さを表しています。
  • フリー打撃とは? - フリー打撃は、ピッチャーのボールを打つことを目的とした練習で選手が自由にバッティングを行う時間のことです。
  • ヒッティングポイントとは? - ヒッティングポイントは、バッターがボールを打つ瞬間にバットが当たる位置のことを指します。この位置の管理は打撃において非常に重要です。
  • トレーニングバットとは? - トレーニングバットは、通常のバットと異なり、特定の技術を鍛えるために設計されたバットのことです。

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