試合は、1-1の同点から8回に左かかとを痛めていた近藤健介外野手(31)が代打で登場し、勝ち越しの右前適時打を放った
さらに、16日に移籍後初めて出場選手登録から外れた山川穂高内野手(33)が満塁弾を放ち、一挙に5点を挙げた
この試合で復活した主軸打者たちがチームに新たな力をもたらし、ソフトバンクは連勝を重ね、今季最多となる貯金8を達成した
特に台打・近藤の決勝打と山川の満塁ホームランは、勝負強さを示す素晴らしいプレーであった
近藤の活躍
ヒーローインタビューに登場した近藤は、「ケガでなかなかチームに貢献できていなかったチャンスでつないでくれた佐藤直樹と周東佑京に感謝している」と語り、ベンチに戻ることができた喜びを表現した
近藤は8回無死一、三塁の場面で登場し、横山投手のシンカーを右前に運び、チームに勝ち越し点をもたらした
山川の満塁弾
さらに、2死満塁の場面で山川が登場気合の入った打席で154キロの直球をバックスクリーンへと運ぶ一発を放ち、試合の行方を決定づけた
「それまで三振、三振とアウトが続いていたが、いい場面で打てた」と山川は振り返る
その本塁打は、自身にとって今季10本目となり、2年連続で2桁本塁打を記録した
今後の展望
ソフトバンクは交流戦優勝の勢いそのままに快勝し、貯金を増やした小久保監督は主砲の完全復活を期待し、「一本あるのとないのは明日以降、全然違うでしょうね」とコメントした
山川も「久々の本塁打はまぐれにも近いので、あの打席を増やしていきたい」と意気込みを見せた
近藤選手と山川選手の復活は、ソフトバンクにとって非常に大きな力となります。これからの試合でもこの調子を維持できるかどうかが重要です。特に、近藤選手の決勝打と山川選手の満塁弾は、チームの士気を高める結果につながるでしょう。
キーワード解説
- 代打とは? 一時的にプレーするためにチームが選手を起用することを指し、通常のスタメンとは異なる選手が試合に出ること。
- 貯金とは? チームの勝率を示す指標で、勝ち星から負け星を引いた数字を指し、ポジティブな意味で使われます。
- 本塁打とは? 野球において、打者がボールを打って一塁、二塁、三塁を回り、ホームベースに戻ることで得点すること。

