ソフトバンク・又吉克樹、先発転向初の好投を見せる

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク3―3オリックス(27日、大阪・杉本商事BS) プロ12年目を迎えたソフトバンクの又吉克樹投手(34)は、ウエスタン・リーグのオリックス戦で先発として登板し、6回を投げて4安打1失点という素晴らしい成績を収めました

特に、彼は3回までは無安打という好スタートを切り、5回までシングルヒット2本に抑え、相手打線に二塁を踏ませない安定した内容でした

「自分のやれることは、しっかりやれたかなと思いますけどね」と試合後に語りました

ただ、この試合では6回1死二、三塁という場面でのピンチがありました

この場面でオリックスの元謙太選手に対し、又吉は内外を巧みに使ってカウントを追い込んだものの、最終的に選択した140キロの内角シュートが遊ゴロとなり、前進守備のイヒネ・イツア選手の本塁送球が間に合わずに失点を許してしまいました

又吉は「最後の最後にインコースに行くメリットがあったのか」について反省し、次回へ向けた課題を見つけました

また、彼は先発転向にチャレンジしている序盤の時期にあたり、今回は142キロを記録したものの、全体的には高低や左右をうまく使った堅実な投球が功を奏しているようです

松山秀明2軍監督も「今日は良かったですね」と評価し、「2軍のバッターくらいなら、もう簡単に抑えるようになってきた」と期待を寄せました

1軍の先発ローテーションを見越すと、高評価を受けた彼がその争いに食い込む可能性が高まっています

すでに東浜巨、大津亮介、前田悠伍、板東湧悟などの競争相手たちがいる中、又吉は「与えられた1登板、1球というところに集中して全力でやっていけたらいいなと思います」と意気込みを語りました

又吉投手の好投は、彼が新たな役割に挑戦している中で非常に重要です。このパフォーマンスが1軍への道を開く可能性があるため、今後も彼の成長が期待されます。そして、彼の投球スタイルや戦略がどのように進化するのか、引き続き注目していきたいと思います。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球の2軍のリーグで、主に選手の育成や調整が行われる。
  • 先発転向とは?:主にリリーフで投げていた投手が、ゲームの最初から登板する役割に変わること。
  • 内角シュートとは?:内側に角度をつけながら投げる球種で、打者のボールに対する反応を鈍らせる効果がある。

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