広島・新井監督、逆転負けの中で探る戦力の上積み

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広島東洋カープは27日の中日ドラゴンズ戦(バンテリンスタジアム)で2対3と逆転負けを喫した

これにより、チームの勝率は再び5割に戻り、順位も3位タイとなった

試合の鍵を握ったのは先発投手の森下暢仁(もりしたまひと)選手の不調で、彼は5回を投げて3失点(自責2)という結果に終わった

試合の振り返り

この日、広島打線は初回から得点を重ね、2対1と逆転に成功したものの、森下投手は直後の3回に二死から許した連打に加え、四球や守備の乱れが影響し、再逆転を許してしまった

新井貴浩監督(48歳)は、「調子良くなかったね

見ていても」と森下投手の状態を振り返った

戦力補強の検討

シーズンが折り返し地点にさしかかる中、新井監督は夏場以降の戦力の上積みを目指し、ファーム(二軍)の選手たちの映像を入念にチェックしている

「これから夏にかけてファームから、ラッキーボーイ的な存在が出てきてくれないかな」(新井監督)との意気込みを示しており、今後一軍での登用が期待される選手の選定に力を入れている

選手登録の現状

7月末には選手獲得の期限が迫っており、現在の支配下登録選手は68人

70人が上限のため、残り2人が新たに加えられる見込みだ

このうち1人は新外国人投手の獲得に充てられる予定

ただ、「育てながら勝つ」という使命も果たすべく、戦力の再構築が求められる

まとめ
新井監督にとって、選手の選定は今後の勝敗を左右する重要な要素となる

自身の目利きが試される中、どのようにチームを再構築するかがカープの後半戦の鍵となるだろう

広島の逆転負けは、チームの戦力に疑問を呈する結果となった。新井監督はファームからの選手を注視しているが、彼の見極めが重要な局面を迎えている。選手の育成と勝利を同時に目指す新井監督にとって、次の一手が問われる。
キーワード解説

  • 新井貴浩監督とは?:広島東洋カープの監督であり、選手としても活躍した経験を持つ。
  • ファームとは?:プロ野球チームの二軍や育成選手などがプレーするリーグやチームのこと。
  • 支配下登録選手とは?:チームが正式に契約している選手のこと。
  • ラッキーボーイとは?:特に重要な局面で活躍し、勝利をもたらす選手を指す表現。

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