大阪桐蔭の投手森陽樹、ドラフト候補としての圧巻のパフォーマンスを披露

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大阪桐蔭高等学校は、6月28日、大阪・大東市にあるグラウンドで練習を公開し、投手陣が先進的なデータ分析技術を駆使した練習を行いました

特に今秋のプロ野球ドラフト候補である森陽樹選手(3年)は、ブルペンで行われた投球練習にて注目を集めました

ラプソードによるデータ分析

練習ではボールの回転数や回転軸を測定するための機器「ラプソード」が使用されました

ラプソードは、選手の投球データを解析するために使われる最新のツールです

森選手は約40球を投じ、この日の最速は150.7キロ、平均球速は146キロという結果を出しました

驚異的な回転数

特筆すべきは、直球の回転数が「2700回転」に達したことです

プロ野球選手の平均は約2200回転と言われており、阪神タイガースの藤川球児監督が現役時代に示した同じく2700回転に匹敵します

これにより、森選手のパフォーマンスが際立っていることが証明されました

評価と今後の展望

測定と分析を行ったネクストベース社のアナリスト、森本崚太氏は、「僕が測定した中でも上位1割に入る選手」と評価しており、今後の成長が期待されています

森選手自身も、最近の試合での反省を踏まえ、次の試合に向けて「バッターに対して攻め込む、圧倒的なピッチングがしたい」と意気込みを語りました

今後の試合への期待
森選手は今夏の大阪大会での連覇を目指し、初戦で港―西野田工科の勝者と対戦する予定です

さらなる成長を遂げて、甲子園出場を果たせるか、注目されます

今回の練習公開は、大阪桐蔭の選手たちがますます進化していることを示しています。特に森選手は、彼の投球データからもその実力が伺えます。若い選手がコーチ陣の指導を受け、最新の技術を利用して成長する姿を見ると、これからの日本の野球界が楽しみになります。
キーワード解説

  • ラプソードとは? ボールの回転数や軌道などを計測することができる最新の投球データ分析機器のことです。

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