13日に一軍に再昇格し、ここまでの5試合で打率・417（12打数5安打）、2本塁打、4打点の成績を残している（27日時点）
この復調は、彼の持ち味である精度の高いバッティングが光り、随所に存在感を見せている
田宮選手は、「状態は良い
1軍で打てるようにやってきたので、それがしっかり結果として出ている」と語り、しっかりとしたコンディションを取り戻したことを強調した
彼は高卒7年目を迎え、今季は開幕から打撃不振に悩まされていたが、5月には打率・080（25打数2安打）という厳しい時期を経て、19日に2軍降格を命じられた
新庄監督からの「打撃にしなりを感じない」という指摘を受け、ファームでの練習では「柔らかくバットを使う」ことを意識し、力を抑えたスイングを身に付けることに成功
1軍に戻った後には、「新しくつかんだ感覚をずっとできている」との手応えも示している
さらに、暑さ対策も万全で、敵地ベルーナドームの蒸し暑さに対応
27日の試合では、西武・今井選手が熱中症で緊急降板する中、田宮は普段の500ミリリットルのペットボトルを4、5本飲むところを10本近く飲む徹底ぶりを見せた
「チームが勝てるようなプレーができれば」と語り、完全な備えで試合に臨む姿勢を見せている
田宮選手の復調は、彼自身の努力の成果だけでなく、チーム全体の士気を高める要因でもある。1軍での活躍は若手選手に良い影響を与え、今後の試合にも期待が高まる。コンディション管理が重要視される中、田宮選手のようにしっかりとした備えを持つ選手が増えることで、チーム全体のパフォーマンス向上に繋がるだろう。
キーワード解説
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