試合は、逆転を許した8回の攻防が勝敗を分ける結果となった
新庄監督は「惜しかったねぇ
いいゲームでしたけど
まあ、粘り強かったですよ」と試合を評価しながらも、特に8回裏の失点を悔やんだ
ここでは、4番手の河野竜生投手（27）が2死一、二塁の場面で5番手の玉井大翔投手（33）とスイッチしたが、長谷川に逆転となる2点適時三塁打を浴びてしまった
打線は、3回に7番の万波中正外野手（25）がリーグトップとなる14号ソロを放ち先制
しかし同点にされた後の8回には、8番の水谷瞬外野手（24）が5号ソロで再びリードを奪うも、試合の流れを引き寄せることはできなかった
新庄監督は、「よそが打てないピッチャーを（打って）勝ちにつなげたかった」と語り、難敵の西武投手、隅田から2本塁打を放ったものの、勝利にはつながらなかったことに悔しさを示した
「でもね、全部勝てるわけないし、全部負けるわけないし」と、新庄式の前向きな切り替えを披露し、俯瞰した視点で試合をまとめた
そして試合後には、「生まれた時から負ける日なんですよって決まってたような、ね
そうやって切り替えていきます」とファンに向けてメッセージを送った
今回の試合では、新庄監督が試合を振り返る姿勢が非常に印象的でした。逆転負けという厳しい状況でも、前向きな言葉を使い、選手を励ます姿勢にはリーダーシップが感じられます。また、選手たちの粘り強さも見逃せないポイントで、今後の試合に向けての期待も高まります。
キーワード解説
- 新庄式とは？新庄剛志監督が提唱する独特のチームマネジメントスタイルで、選手を前向きな気持ちにさせる工夫を凝らした指導法を指します。
- 逆転負けとは？試合中、リードしていたチームが相手チームに逆転されて負けることを指します。特に最後の局面での逆転は、チームにとって心理的な打撃が大きいです。
- 得点圏とは？ランナーが得点をあげられる位置にいる状態で、通常一塁または二塁にランナーがいる場合を指します。この状況では、打者がヒットを打つことで得点につながる可能性が高まります。
