巨人・岸田行倫、守備と打撃でチームを支える活躍

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◆JERA セ・リーグ 巨人5―0DeNA(28日・東京ドーム) 試合終了の瞬間、巨人の捕手・岸田行倫(28)は、小走りでマウンドへと駆け寄る姿が印象的だった

ウィニングボールを手にした彼の優しい表情からは、チームの勝利を喜ぶ気持ちが伝わってきた

この日は先発投手のグリフィンを支援し、続く3投手を見事にリードして13度目の零封勝利を収めた

両軍無得点の3回には、森敬選手の二盗を阻止するなど、試合の流れをコントロールするプレーも見せた

さらに、岸田はこの試合で4安打を記録し、全得点に絡む活躍を果たした

「積極的に振りにいった球をしっかりと仕留められていることが、いい結果につながっている」と自信をのぞかせる言葉を語った

捕手としての重責を担う岸田は、「悔いが残らないように」という強い思いを持ってプレーしている

試合後のインタビューで、「当たり前のこと」と語りつつも、共にスタメンに名を連ねる助っ人左腕は「バッテリーの勝利」と岸田に感謝の意を示した

このような相乗効果が、チームの勝利を生む要因となっている

岸田は打撃面でも抜群の結果を残しており、今季の同カードでは既に10打数6安打の驚異的な打率6割を記録

この状況に対し、「たまたま」と謙虚に答えつつも、「打のDeNAキラー」としての存在感を強めていた

前回のソフトバンク戦では4安打を記録したものの、次の試合では無安打に終わるなど、波のある打撃が見え隠れしている

これに対し阿部監督は「すごくいい仕事をしてくれた」と称賛し、「明日は1本でも打ってほしい」と期待を寄せた

岸田自身も「少しでもチームの勝利に貢献できる1本、守備をこれからもっと増やしていけたら」と意気込みを語る

悔いのない試合を重ねることで、チームはさらに頂点へと近づいている

岸田の活躍が今後の試合にどう影響するか、引き続き注目が集まる

岸田行倫選手が試合で見せた活躍は、ただの数字以上の価値がある。彼の守備やリードは投手たちの力を引き出し、チームの勝利につながる重要な要素だ。特に捕手としての役割は、試合の流れを左右するため、一層の成長が期待される。
キーワード解説

  • 零封勝利とは?:攻撃されることなく、相手チームに点を取られないで勝つことを指す。投手陣の力が試される試合結果。
  • 捕手とは?:野球チームの守備の一部で、投手が投じたボールを受け止める役割を持つ。戦略的なサイン出しが重要。
  • バッテリーとは?:野球において、ピッチャーとキャッチャーを合わせた呼び名。両者の契約や連携が試合において重要。

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