DeNA、巨人に完封され3連敗を喫す
＜巨人5－0DeNA＞◇28日◇東京ドーム 横浜DeNAベイスターズが、読売ジャイアンツとの対戦において、2試合連続の完封リレーを許し、3連敗を喫する結果となったこの試合では、両チームともに9安打を放ったものの、DeNAの攻撃はちぐはぐで得点に結びつかなかった
攻撃のタイミングを逃したDeNA
試合は0－0のまま迎えた3回、DeNAの先頭打者である森敬斗内野手（23）が左前打で出塁この後、9番のバウアーに送りバントのサインが出されたが、初球で捕邪飛を打ち、犠打を失った
続く桑原選手は、一塁走者の森と共にスタートを切ったが、二盗に失敗
桑原はその後、3球三振に倒れ、チームはこの回も得点を挙げることができなかった
得点圏での乏しさ
4回には、3番の佐野選手と4番の牧選手が連打を放ち、1死一、二塁の絶好機を迎えたが、5番の宮崎選手が三ゴロ併殺に倒れ無得点に終わった試合の後半、8回と9回でも無死から走者を出したものの、点差が5点に広がる中で、効果的な打撃ができず得点に至らなかった
三浦監督のコメント
試合後、三浦監督は「もう1歩なんですけどね」と語り、細かいミスが得点に影響したことを指摘した「得点圏でもチャンスが何回かあったが、選手の力を引き出す方法を模索していかないといけない」と、選手への期待を寄せた
DeNAは、交流戦最終戦だった22日のロッテ戦から22イニング連続で無得点となっており、29日の巨人戦で対戦予定の赤星優志投手（25）を相手に新たな挑戦が待たれている
今回の試合は、DeNAが攻撃のチャンスを生かせず、巨人に完封負けという結果になりました。特に、細かいミスや攻撃の選択が影響し、得点が遠のいた印象です。三浦監督のコメントからは、選手たちを信じつつ改善策を模索する姿勢が伝わります。
キーワード解説
- 完封リレーとは？プロ野球において、一試合を通して相手チームに一点も与えない投手陣の成績を指して言います。
- 犠打とは？バントなどでバッターがアウトになり、他のランナーを進めるためのプレイ方法です。
- 得点圏とは？ランナーが得点できる可能性の高い位置、通常は一塁または二塁にランナーがいる状態を指します。
