ソフトバンク・谷川原、復活の兆しを見せる好リード

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◆ロッテ5―0ソフトバンク(28日、ZOZOマリン) ソフトバンクの谷川原健太捕手(28)が2イニングを無失点に抑える好リードを見せた

7回に代打で登場し、四球を選んだ

守備では、5月に巨人からトレード移籍してきた大江竜聖選手、20日に支配下登録された川口冬弥選手をリードし、いずれも0点で抑えた

谷川原選手は試合後、「負けている展開だったけど、(終盤で)点を取られたら次の試合に響くと(首脳陣に)言われてきたから、何が何でもゼロにする気持ちでいった」と振り返った

彼はプロ10年目にして、今季初めて開幕戦で先発マスクを任されましたが、勝利に導くリードができず、4月4日の西武戦(みずほペイペイドーム)を最後に出場選手登録を抹消される苦境に立たされました

その後、ファームでは細川亨2軍バッテリーコーチと共にリードやブロッキング、送球といった捕手技術を一から磨き、今月20日に再び1軍に戻ってきました

次なるロッテ戦は、53日ぶりに東浜巨選手が先発マウンドに上がる予定で、谷川原選手も約3カ月ぶりに先発マスクをかぶることが濃厚です

「巨さんとしっかり話し合ってやってきたことをしっかり出したい

(先発マスクは)楽しみ

やるだけ」と声を弾ませており、久しぶりの出番で成長を見せることが期待されています

谷川原選手の復活の兆しは、彼が辛い時期を乗り越えてきた証と言えるでしょう。先発マスクをかぶることへの期待感がありながらも、チームを支えるための気持ちを状況に応じて表現する彼の姿勢は、今後の試合でもさらに注目を集めることでしょう。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は野球において、投手の投げたボールを受け取り、バッターをアウトにするための役割を担う選手です。捕手はピッチャーと連携し、リードとして打者を相手に最適な球種や配球を指示します。
  • リードとは?リードとは、捕手が投手に対してどのような球種や配球を指示するかのことで、試合の運営において極めて重要な役割です。良いリードによって投手は自身の力を最大限に発揮することができ、結果的にチームの勝利にも繋がります。
  • ブロッキングとは?ブロッキングとは、捕手が捕球しきれないボール(特にワンバウンドボール)を体で止める技術です。これにより、ランナーが進塁するのを防ぐことができます。
  • 送球とは?送球とは、捕手が投げる投球のことで、主に塁間にいる走者をアウトにする目的で行われます。適切な送球をすることで、相手チームの進塁を阻止することができます。

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