このグラブは地元のスポーツ用品店「野球一筋 西脇店」が提供したもので、甲斐野投手自身が使用を希望したという
甲斐野投手の成績と地元愛
甲斐野投手は現在、埼玉西武ライオンズに所属しており、ファン投票中間発表ではパ・リーグ中継ぎ投手部門で首位を争っている(6月23日現在)今年は15試合連続ホールドポイントを記録し、球団の記録を更新するなど、好調を維持している
播州グラブの特徴
「播州グラブ」は、播州織にちなんだデザインで、通常は「BanShu」の文字が入るが、今回は甲斐野投手の要望で「播州」との漢字が加えられるグラブは手に馴染みやすい和牛の革が使用されており、動きやすさを重視した設計がされている
投手としてのこだわり
グラブのサイズについて、甲斐野投手は手が大きいため、通常の投手よりも大きめのものを選びたいと申し出たこれに伴い、重量を抑えつつも操作性を向上させる工夫が施された
また、背番号「34」と名前の「央」をデザインに取り入れるなど、個性を反映した器具になっている
地域への貢献と期待
甲斐野投手は、西脇市の名を広く知らしめるため、オールスターゲーム用に特別なデザインを希望したこれまでは黒系統が主流だったが、今回は明るいキャメル色を採用
出場が決まれば試合の数日前に完成を目指し、本人に引き渡す予定だ
「野球一筋 西脇店」を運営する西山孝彦社長は、甲斐野投手の人柄にも感銘を受けており、地元選手の活躍を応援する気持ちを語った
オールスターゲームで「播州グラブ」を使用できることは地域の誇りとなるだろう
甲斐野央投手が地元・西脇市の名前を冠した特注グラブをオールスターゲームで使用することは、地域の誇りを高めるものであり、投手自身の意向が反映された素晴らしい取り組みである。選手の個性や地元愛が感じられるこのプロジェクトが、ファンにとっても大きな魅力となることは間違いない。
キーワード解説
- グラブとは?野球で投手や捕手がボールをつかむための手袋のことを指します。プレイの精度を高めるために、選手自身の手に合ったものを使うことが重要です。
- ホールドポイントとは?試合の途中で投手が登板し、チームが勝っている状態を維持した場合に与えられるポイントのことです。リリーフ投手の重要な役割を示す指標です。
- ファン投票とは?特定のイベントやゲームにおいて、ファンが投票によって参加選手を選ぶ仕組みのことです。特にオールスターゲームでは、一般ファンの意見が大きな影響を持ちます。

