楽天、オリックスに連続本塁打を浴びて連敗脱出ならず

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◇パ・リーグ オリックス ― 楽天(2025年6月29日 京セラD) 楽天は、オリックスとの試合で先発投手の藤井聖(28)が初回に2者連続本塁打を浴び、チームはつまずきのスタートを切った

1番打者の西川龍馬が藤井の140キロ直球を捉え、バックスクリーンに打ち返す先頭打者本塁打を放った

その後、続く宗も同じく140キロの直球を右越えに運び、立て続けに失点

藤井は試合前に「ゾーン内に強く」というピッチングスタイルを強調していたが、オリックス打線に見事に攻略される形となった

藤井聖投手の苦悩

前日の試合では、楽天投手陣が7四死球を記録し、4連敗を喫していた

先発のヤフーレが先頭打者への四球を許し、回の先頭で出塁を許すことが失点につながる構造が見えた

三木監督は、「先頭打者を出塁させられるか、封じ込めるかは大きなポイントだ」と述べ、投手陣の立ち上がりを改善する必要性を強調

また、石井投手コーチも「先頭をフォアボールで出して失点することが多く、ピッチャーに全力で抑えるよう指導している」と苦悩を明かした

オリックスに対する成績

楽天は今年度、オリックスに対して2勝8敗と大きく勝ち越されており、京セラドームでは1勝4敗と苦戦が続く

相手チームに対しての苦手意識が今後の試合に影響を与えるかもしれない

今回の試合は、楽天が早い段階で失点し、その後の追撃が難しくなるという展開でした。藤井投手が初回に連続本塁打を浴び、チーム全体の流れも影響を受けたようです。特に先頭打者の出塁が試合の難しさを物語っており、今後の改善が求められます。
キーワード解説

  • 先頭打者本塁打とは?試合の初めに打席に立つ選手がホームランを打つことを指します。これにより、相手チームは早い段階で得点を得ることが可能になります。
  • 四死球とは?四死球は「四球」と「死球」の合計を表す言葉で、投手がボールを投げて打者にヒットされずに出塁を許すことを言います。これが多いと試合での失点につながります。
  • ゾーン内とは?投手が投げるボールが、打者が打ちやすいコースに投げられないようにすることを指します。ピッチャーはこのゾーンを意識して制球力を高める必要があります。

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