楽天・宗山が逆転劇を演出、4点を奪う活躍

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◇29日 オリックス―楽天(京セラドーム大阪) 東京で行われた試合で、楽天のドラフト1位選手、宗山塁内野手が「7番・遊撃」で登場し、見事な逆転劇を演出した

試合は楽天が2点を追い詰められている無死満塁の場面で、宗山がグラブを弾くような当たりで2点二塁打を放ち、同点に追いつく形となった

その後、続く小郷裕哉外野手が左犠飛を打ち、楽天は逆転に成功した

楽天は試合開始早々の1回に、先発左腕・藤井聖投手が西川選手に先頭打者本塁打を浴び、さらに宗山選手にも2者連続でソロホームランを打たれる厳しい展開を迎えた

しかし、楽天は2回裏に先頭打者のゴンザレス選手が左前打で出塁し、続く渡辺佳選手が四球を選ぶと、中島選手が一塁線へのセーフティーバントを試み、無死満塁となった

この場面で、宗山がオリックスの先発右腕・東投手のカットボールを捉え、当たりは一、二塁間を抜けそうなコース

しかし、大城選手がダイビングキャッチを試みたが、グラブに当たったボールが抜け、2点二塁打となった

試合後、宗山は「ノーアウト満塁だったので、気持ち的にも楽に打席に入ることができました

構えを遅れることもなく、しっかりと準備することができた結果、あそこに飛びましたね」と爽やかな笑みを浮かべながら語った

続いて小郷の左犠飛で勝ち越し、2死後には1番打者の辰己選手が中堅へ適時三塁打を放ち、一挙に4得点を奪ってリードを2点に広げる結果となった

今回の宗山選手の活躍は、プロ入り1年目にもかかわらず素晴らしいパフォーマンスを見せたことが評価されます。逆転に繋がる大事な場面での打撃は、今後のキャリアにとっても重要な経験となるでしょう。また、楽天チーム全体の士気も大きく向上したことでしょう。
キーワード解説

  • 二塁打とは? 二塁打は、バッターが打ったボールがグラウンド内で二塁まで到達した場合に認められるヒットの一種です。
  • 先頭打者本塁打とは? 試合の最初の打者が打ったホームランのことで、その後のイニングの流れに大きな影響を与えることが多いです。
  • セーフティーバントとは? 守備側の守備をかいくぐるようなバントで、意図的に相手の守備が整う前にヒットとすることを狙います。

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